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デュラ瓦版2:テナント案内板

デュララックス瓦版(NewsLetter)ではデジタル印刷と建材の融合に新たな可能性を持つ、昇華転写用耐候建装材『Duraluxe(デュララックス)』の加飾物や技術をご紹介します。

 

デュララックス瓦版2:テナント案内板

5日前の東京では、まだ6月なのに45人が熱中症の疑いで救急搬送されたそうですね。2023年も猛暑ですね。
7月に入った今日は曇り気味。最高26℃程度までしか行かないようですが、湿度が70%を超えて蒸し暑いです。
皆様、お元気ですか?

今回の添付写真は、日陰の涼しげなビル外観なので、音でなく目で涼を味わっていただけたらと思います。

◆Duraluxe印刷事業が進んでいます
この新築ビルは、9階建のテナントビルです。このビルのオーナー様が、私どもの Duraluxeプレートの品質をご理解くださり、新しいテナント企業が入った時に勧めていただけることになりました。

二つ目の添付写真が、ビル入り口にあるテナント案内板です。案内板のトップには、既に一社入っているので、二社目以降にDuraluxeプレートが並ぶことになると思います。オーナー様、ご支援ありがとうございます。

◆テナント案内板
案内板サイズは、80mm×400mmでした。サインプレートとして受注する際に、いつも比較されるのがアルミ複合版ですが、この用途ならDuraluxeプレートが正解ではないでしょうか。
ゴールドカラーの光沢ある案内番ベースプレートも、その周囲のサイディング外壁も、いずれも美しく、はめ込まれる案内板にも、同様な“高級感”が求められるように思うからです。

理由は他にもあります。案内板1枚の製作に、ラミネートや貼り付け作業は非効率でしょう。
ラミネートしても耐候性は劣ります。経年変化で、貼った表面フィルムが剥がれたり、ひび割れしたりしてきます。Duraluxeプレートなら10年経過しても、表面が割れたりしません。この用途ならDuraluxeプレートの圧勝ですね。

◆Duraluxeプレートに印刷屋さんが感心されたポイント
ハイテク素材を使用したジャケットのアパレル業界記事にも、「生地表面のシボ感が高級感を醸し出す」とありました。光沢やマット面でなく、微細な凹凸のあるシボ面に高級感をより感じるようです。
Duraluxeプレートでは、サテン、キャンバス、アイスタッチなどと、シボ面も数種類用意されています。硬質素材なので、柔らかなフィルムでは不可能な、精細な凹凸表現が出来るのです。

◆インパクトを与える広い色領域

印刷屋さんが感心された理由のもう一つは、「昇華染料画像の鮮やかさ」ではないでしょうか。
顔料よりも色領域が広いので、インパクトが強くなります。黒色はより黒く、赤色はより赤く表現できるからです。中間調の諧調表現もより繊細に出来ます。

ご心配されないように、加えておきます。染料は耐光性が弱く、数か月で色褪せるのが普通なので、一般の屋外印刷物はほとんどが顔料インクで印刷されています。
しかし、Duraluxeプレートなら大丈夫です。プレート塗膜に浸み込んだ昇華染料画像は、海外では屋外耐候性5~7年保証されているのですから。

デュラ瓦版1:看板プレート

デュララックス瓦版(NewsLetter)ではデジタル印刷と建材の融合に新たな可能性を持つ、昇華転写用耐候建装材『Duraluxe(デュララックス)』の加飾物や技術をご紹介します。

デュララックス瓦版1:看板プレート

「昨日よく取引のある印刷屋さんに Duraluxe板のサンプルを見せたら、大変感心されてました」

私どもが作製したサンプル板を、宅急便で受け取られた看板屋さんからのメールです。こんなお知らせをいただけるなんて、嬉しいですね~。元気に広報も開始できそうです。

 

◆Duraluxe印刷事業をスタートしました

添付写真が、私どもの初仕事です。
遅れに遅れていましたが、実際に依頼を請けて作製した当社事業における第一号制作物、看板プレートです。やっとスタートできました。サイズは350mmx450で、枚数が5枚。初仕事でしたから、ウキウキしながら製作を進めました。自画自賛になりますが、ウン、出来栄え、いいですね。

Duraluxe転写プレートをご覧になられた方から、冒頭のような反応が返るのも不思議ではなくなります。町で見かける使い捨ての看板と違った、しまっておきたいような何かを感じさせられました。Duraluxe印刷事業の未来に、今は光を感じることができています。

 

◆Duraluxe転写プレートの特徴

「じゃあ、Duraluxe転写プレートと町の看板は何が違うの?」
この問いに対してお伝えするべき商品の特徴は、たくさんあります。たくさんありますが、順番が大切なように思います。Duraluxe板サンプルをご覧になった印刷屋さんが感心されたポイントは、「①昇華染料画像が形成された②板材」というところにあるように思います。

Duraluxeプレートは、1.2㎜厚の塗装アルミ板です。表面は、平滑でなめらかです。キャンバスやサテンは上品なシボ状表面です。

それに対し市場の看板は、アルミ複合板にインクジェット出力画像の載ったビニールシートが貼り付けられています。画像耐候性を高めるにはその上に、さらにラミネートフィルムもが被せられています。

Duraluxeプレートの方は硬質板材そのもので、もう一方の市場の看板は柔軟シートを表面に貼った板材です。

シートを表面に貼った板材は、どうしても平滑性が劣ります。どちらに高級感があるか明白でしょう。

 

「②板材」の差はここまでにします。次に「①昇華染料画像」の説明詳細は次回以降の瓦版に記載予定です。