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Monti社転写機技術サービス

当社はMonti社転写機技術サービスのプロフェッショナルです。

この記事では、小型から超大型まで転写機を開発・製造販売しているトップメーカーであるMonti Antonio社、その販売店としての当社の姿勢・考え方や、転写機への技術サービスの提供についてをお伝えいたします。

◆大型輪転転写機のヒーター交換作業  
Monti社の大型輪転転写機のヒーター交換作業は、順調に進めば二日間で完了します。
ヒーターは熱ドラム側面に固定されています。ヒーターを埋め込んだフランジの頭が六角形になっており、ヒーター交換は、2m程の長さの大型ボルトを交換をするようなイメージです。


1:特製パイプレンチ 

添付の写真1は、交換作業に用いる特製のパイプ型六角レンチです。フランジのネジ径が大きく、しっかりと締め付け固定しなければいけないので、このような特製のものが必要になります。

これまで当社が販売したMonti転写機の技術サービスは、自社の技術陣が行なうことを基本としてきました。ただし、大型輪転転写機のヒーター交換作業は、当社が唯一メーカーに技術者派遣を要請している作業です。当該作業の知識や経験が不足しているという理由はありますが、このような特殊機器を必要とすることも理由です。

「メーカー技術者派遣を要請するなんて、お前らそれでも技術サービスのプロフェッショナルか?」と、本稿タイトルへの懐疑的なお声も聞こえてきそうです。ここではその疑問への反論は差し控え、当社の歴史と現状をご説明させて頂こうと思います。

◆インクジェット昇華転写では先陣を走ってきました 
昇華用プリンタが存在しない時代に、溶剤プリンタを改造して昇華転写の紹介を始めました。当社の現会長が、当時若手営業マンだった Monti社の現 Executive Manager・Roberto Francesconi氏と最初にメール交信したのは2003年の2月だったということでしたので、当社は、Monti社転写機の輸入販売と技術サービスに20年以上の経験があることになります。


2:熱ドラム幅最大3.6mのMonti社の転写機【C02型】 

転写機だけでなく、転写紙も世界No.1のメーカー・Coldenhove社の商品の輸入元でもあります。昇華転写で使用される機械システムと出力素材で最高品質の商品を取り扱う当社は、最高級の転写印刷技術を学んでこれたと自負しています。
このような商材との幸運な巡り合わせで受けた恩恵を業界にお返しすべく、現在の当社は、昇華転写に関するコンサルティングサービスを行ない、個々のお客様に最適なシステムや素材、生産手法を提案しています。

◆お客様に有益な情報をお伝えする 
当社は、昇華転写システムをご紹介する際に、システムそのものの性能はもちろん、システムの活用方法のご提案も出来ます。コストダウンの手法や、品質アップの手法などです。本稿タイトルに関連付けて表現するなら、機器仕様や操作方法だけでなく、活用手法までご提案できるということです。
“技術サービスのプロフェッショナル”は、修理が上手いという意味ではありません。お客様がシステムを有効に活用できるよう、ソフト・ハードを統合した技術アドバイスが出来るということです。

◆当社の修理対応技術レベル 
ここで、冒頭の特製六角レンチの話に戻ります。この工具は、交換パーツと一緒に、メーカー技術者が事前に現場に送ってきていたものです。彼は、交換の必要なヒーターを抜き出すために、フランジ頭部に工具を刺しこんで回そうとしたのですが、焼き付いて回せませんでした。パイプ上方に見える穴へ脱着式のハンドルバーを刺しこんで回そうとしてもびくともしませんでした。
ハンマーで叩くしかないと判断した彼は私達に、「6角穴のあるパイプ下方に鉄板を溶接せよ」と指示してきました。

彼の滞在期間は限られていました。もし、目的物が翌日午前中に入手できなければ、彼は修理未完了のまま帰国します。経験のない当社が後を引き継ぐか、技術者再来日を要請しての二回目の修理が必要になります。お客様にとっては、どちらも受け入れがたいと思います。前者はリスクが高く、後者は印刷加工の仕事が出来ません。

当社の自慢は、写真3のように、この特製工具への鉄板溶接を半日で実現したことです。


3:溶接済みレンチ

現物の移動も、加工先の選択も、簡単ではありませんでしたが、翌日朝には現場に持ち込んでの使用を可能にしました。
添付写真4は、当社技術者が溶接鉄板をハンマーで叩き上げながら、ヒーターフランジ部を回転させているところです。


4:作業する当社技術者

ヒーター交換は、予定の二日で終わりました。修理対応技術レベルの高低は、このような緊急手配能力も加えて査定されるべきと考えます。

◆高いメーカー活用能力 
他社からMonti転写機を購入された別のお客様から、転写不良に関してご相談を受けた時の話です。当社では、フェルトのテンションが弱過ぎるための不良発生と想定しました。購入先からは設定値は適正で、強めるとフェルト寿命が短くなるという説明だったそうです。当社では納得がいか
なかったので、Monti社に問い合わせを入れました。当社で販売実績のない機種だったので、事前に安全な調整範囲かの確認をしたのです。「その設定値は弱過ぎだ」との明快な回答を得てお客様にお伝えしました。このお客様は現在、問題無く転写機械をお使いです。


5:フェルトテンションなどの調整盤

ここでまた、大型輪転転写機のヒーター交換の話に戻ります。パーツの交換作業が大掛かりになるほど、取り寄せるパーツの種類が多くなります。たとえ一個のパーツでも、必要な物が無ければ修理は完了できません。Monti転写機は200℃の高温で使用される大電気容量の機械です。現場で不足物が見つかっても、電気パーツには高い耐熱性が求められるので一般商店からの緊急購入が難しいのです。

ヒーター交換での部品手配は、特に注意が要ります。相手は世界のMonti社ですが、信用せずに必要な確認を繰り返します。交換作業を想像しながら、「これは?、あれは?」と必要部品を追求して行きます。作業経験のない当社の出来る範囲はここまでで、最後は一任するしかありません。今回の交換でも、見積もられたリストから抜けていたパーツがありました。当社の予備在庫品で何とか対応はできたのですが、「うっかりミスだった」ようです。メーカーチェックは大切と再認識させられました。

◆Monti転写機への技術サービスを広く提供します 

6:リボン布用転写機の社内出荷前検査

これまで当社は、Monti転写機への技術サービスを、機械を自社販売したお客様のみに限定してきました。しかし前述したような、技術サービスのプロフェッショナルとしての能力を磨いて来れたのは、幸運でしかありません。
今後は、この幸運から得た力を、求めるお客様に広くご提供するべきと考えを改めました。

時期や距離などの問題からお請けするのが難しい場合があるかも知れませんが、Monti転写機に関してお困りのことがありましたらご一報いただけましたら幸いです。これからも、技術サービスのプロフェッショナルとしての高みを目指して頑張って行きます。

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Monti Antonio社製品・または製品に関する当社技術サービスにご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

 株式会社 サンリュウ 
〒334-0073 埼玉県川口市赤井 1-10-7
Tel: 048-446-6786
www.sanryu.com

 

デコラル瓦版4:天井ファン

天井に付けるシーリングファンをDecoralシステムの粉体塗装技術で、木目調、大理石模様、またオリジナルのデザインに出来ます。

デコラル瓦版(NewsLetter)ではアルミなどの金属へ複雑な形状へのパウダーコーティング(粉体塗装)と昇華転写技術を合わせたシステムの製造を行うメーカーDecoral社の加飾物や技術をご紹介します。

Decoralシステムでの加飾は非常にリアルで美しくインパクトがあります。また、強力な引っ掻き耐性を付加できます。

 

今回はDecoralシステムで施工されたシーリングファンを写真で簡単に紹介します。

 

シーリング”ファン”と言いますが、中央にライトが付いているものの施工が多いのでしょうか。

 

元素材はアルミニウムなのですが、木目仕上げで木製に見えますね。

 

少し緑色っぽいようなこげ茶色のような。外見上は青銅器みたいにも見えますね。

 

Decoralシステム天井シーリングファンの特長:
・ハイレゾ画像が使用可能なDecoral粉体塗装仕上げ。
・何百種類もある木目デザインと色。
・商用レベルでの引っ掻き耐性、衝撃耐性を付加。
・光沢、シボ、マット仕上げを選択可能。
・落書き耐性/抗菌性をオプションで付加可能。
・複雑な3D曲面への施工が可能。

 

Decoralシステムで様々なタイプのシーリングファンが施工されています。ぜひお問い合わせください。

 

デコラル瓦版3:木目アルミ扉/ドア

デコラル瓦版(NewsLetter)ではアルミなどの金属へ複雑な形状へのパウダーコーティング(粉体塗装)と昇華転写技術を合わせたシステムの製造を行うメーカーDecoral社の加飾物や技術をご紹介します。

この記事の初回は木目調にした金属製ガレージ扉を紹介しました。今回は、木目調にした金属製の玄関ドアを追加しています。


2024.5.17 新規玄関ドア画像を5枚追加しました。

金属ドアでなく重厚で趣きのある木製ドアに見えます。

 

金属ドアに昇華転写された木目模様がはっきり視認できます。中央がガラスで草木が映りこんでいるように見えますが……。

 

こちらの中央に見えるものは映り込みではなく、草木の画像か模様でしょうか。金属ドアに木目模様と共に昇華転写されたのでしょうか。

 

この木目調金属ドアを見ると、木製ドアの中央ガラス窓に草木や風景が映りこんでいるように見えます。

 

緑色の木目調な、いえこれは木目は特に見えない、緑色に塗装した木製ドアを模した金属ドアでしょうか。中央部にあるのは植物のイラストですね。

 

オプションで落書き耐性塗装も可能です。(万一落書きされた場合でも掃除が容易になる耐性塗装です)

 


アルミや鉄製のガレージドアをDecoralシステムの粉体塗装技術で、木目調に出来ます。(他の各種デザインやカスタムデザインにも対応)

今回は各種のガレージドアを写真で簡単に紹介します。

 

一口にガレージドアと言っても様々なタイプがありますね。

 

斜めに開いて稼働するガレージドアでしょうか。

 

木材が横に並んだデザインのガレージドアですね。

 

横8列になっている横幅の広い大型のガレージドアですね。

 

 

Decoralシステム木目調アルミ扉/ガレージドア/玄関ドアの特長:
・耐紫外線加工で最大20年保証の耐久性のある仕上げ。
・何百種類もある木目デザインと色。
・全種の塗装仕上げで引っ掻き耐性を付与。
・複雑なデザインでも最大7m長まで押出塗装可能。
・光沢、シボ、マット仕上げを選択可能。本物の木材と見まがうリアルなデザイン

 

Decoralシステムで様々なタイプのガレージドアが施工されています。ぜひお問い合わせください。

 

デコラル瓦版2:大理石柄

Decoralシステムに新しい大理石柄が追加されました!

デコラル瓦版(NewsLetter)ではアルミなどの金属へ複雑な形状へのパウダーコーティング(粉体塗装)と昇華転写技術を合わせたシステムの製造を行うメーカーDecoral社の加飾物や技術をご紹介します。

大理石模様仕上げ(クリックで拡大)

 

また、大理石の模様タイプだけはありません。

各種模様仕上げ(クリックで拡大)

既にこのように沢山のデジタル印刷画像を使った柄にも対応しています。

 

Decoral System社 の新しい大理石柄は、最新の昇華転写技術により、本物の大理石の質感と色合いを忠実に再現しています。メンテナンスも簡単です。

こんな用途におすすめします。

・本物の大理石のような美しさを低コストで実現したい。
・大理石柄を施したアルミニウム製品、建材をつくりたい。
・耐久性・耐水性に優れた大理石柄の構造物を求めている。
・メンテナンスの手間が少ない大理石柄の商品を求めている。