Duraluxe~硬質素材への昇華転写印刷ビジネス~

昇華転写用耐候建装材「Duraluxe」、硬質素材への昇華転写印刷ビジネスについて

1.テキスタイル印刷から硬質素材印刷へ

アルミなど硬質素材への昇華転写は、素材をやわらかい布から硬質素材へ換えるだけで、印刷~昇華転写という工程は変わりません。乗り換え投資や新たな学習は、それほどありません。投資は最小限で済むはずです。

まず、必要な機材についての確認をしましょう。
昇華型プリンターは、お持ちですね?
ご使用中の転写機は、輪転式でしょうか、それともプレス式でしょうか?
輪転式転写機ご使用の会社が多いと思いますが、プレス機をお使いでしたら、追加設備は必要ないかもしれません。輪転式転写機をご使用の場合は、プレス式転写機のご購入が必要です。

2.昇華転写印刷を新規で始められるなら

設備のご購入と、昇華転写技術の体得が必要です。

色素は染料ですから、表現できる色領域が顔料より広いです。ですから、色鮮やかな画像が得られることが昇華転写の特徴です。
ただし、どんな条件でも最高画質が得られるわけではありません。
信頼できる品質の設備を選んで、確かな条件で転写することが必要です。発色は素材によって異なります。確かな条件とは、この発色のずれを、理想的なプリンタプロファイルを作成して修正する、などのことを言っています。
プレス式転写機は、場所による圧力や温度のばらつきの少ない転写機でなければなりません。

プレス式転写機は設備の中では高価ですから、後でアップグレードすることなく、ご商売を発展させられるものを選択すると良いでしょう。
Duraluxeアルミパネルの最大サイズは48″x96″(1219mmx2438mm)です。
予算が少ない場合でも、硬質素材印刷ビジネスへの参入には、42″x62″(1067×1575)以上のサイズを転写できる熱プレス機購入をお勧めします。

3.硬質素材印刷ビジネスの展望

では、硬質素材印刷ビジネスは、どこに、どの程度のチャンスがあるのでしょうか?新たなデザイン表現を待っているインテリアとエクステリアに、答えがあります。
例えば、キッチンのバックスプラッシュです。聞き慣れない言葉かもしれませんが、コンロやシンクの奥に貼ってある壁材のことです。
水や油がはねて汚れやすい場所。そしてキッチンの顔とも呼べる場所です。「バックスプラッシュを変えるだけでこんなに印象が変わるか」?と驚かれる方が少なくありません。

Duraluxeパネル特性、耐水性・ 易洗浄性 ・耐擦過性・抗菌性・耐候性・不燃性など、のどれもがこの用途で有効に働きます。
画像も染料でなければ表現できない美しさが得られます。バックスプラッシュはほんの一例で、その他に、お風呂やシャワールームの壁、エレベーターの内装、など、挙げればきりがありません。リフォーム需要は旺盛です。

建築業界で「ファサード」とは、正面から見た建物外観のことです。
建築家それぞれの個性を感じ取れるものであり、時代が表現されるものです。地域環境への調和も求められます。ファサード表現でも、Duraluxeパネルは高い評価を得ています。
高い耐候性や色彩の鮮やかさだけでなく、塗膜仕上げ面を8種類を超える種類の中から自由に選択できる点も好評価の要因になっているようです。

硬質素材印刷ビジネスとして考えやすいのは、屋外看板への採用です。
看板印刷は、スクリーン印刷から、UVインクジェット印刷への移行が進んでいます。多品種少量にはデジタル印刷が向いているからでしょう。
昇華転写にチャンスはあるのでしょうか?あるとしたら、どのような長所が評価された時なのでしょうか?Duraluxeパネルの長期耐候性、昇華染料画像の美しさ、傷ついたり、はがれたりし難い高い強度、不燃性、蓄光性など、がどの程度評価されるかがにかかっていると思われます。

4.硬質昇華転写印刷物の販売先

印刷物はどのような顧客に販売されるのでしょうか?
答えは、前に挙げたインテリアやエクステリア用の印刷物なら、「キッチン、バスルームのデザイナーやリフォーム業者、建築設計事務所、さらには、エレベーターサービス会社や、看板販売会社などになります。
あるいは、誕生前の準備段階にありますが、
硬質素材への昇華転写印刷グループ、”Subli-凸-Group”(サブリ・でこ・グループ)が誕生しようとしているので、このグループも販売先対象になるかもしれません。
グループが著名になれば、ネットを通じて設計事務所などから様々な引き合いが入ってくるものと予想されています。貴社も、自ら「Subli-凸-Group」に参加して、積極的展開する道も検討されてはいかがでしょうか。

5.印刷用硬質素材における Duraluxeアルミパネルの競争力

■硬質素材、二つのオプション

今、市場には二つの硬質素材オプションがあります。塗膜が溶剤塗装によって形成された主に屋内で用いられるプレートと、屋外でも活用されるプレートです。
成長著しいのは、当然、用いられる範囲が広い後者です。塗膜を粉体塗装で形成したDuraluxeアルミパネルです。Duraluxeアルミパネルは、90年代初頭から、世界の建築用途、産業機器の装飾用途で業界をリードするようになりました。

市場に早くから出回ったのは、溶剤塗装プレートの方です。現在も、記念品盾への写真印刷などに用いられています。
また、屋内であれば、比較的大きなパネル印刷にも用いられることがあるようです。溶剤塗装の方が一回の塗膜が薄く、仕上がりは平滑になり、光沢が得られます。写真業界ではその表面光沢が評価されているようです。

ただし、塗膜の総合評価では、粉体塗装の塗膜が、溶剤塗装の塗膜よりも物理的に優れているといえます。詳しくご説明をして行きましょう。

■粉体塗装塗膜の特長

下記に、溶剤塗装塗膜と比較した粉体塗装塗膜の長所を挙げてします

1)VOCフリーでSDGsに貢献できる塗膜
2)塗膜が厚く、耐久力が高く、素材が錆び難い
3)塗膜が強靭で脱落し難く、柔軟性を有しているので後加工も出来る
4)色持ちが良い塗膜性能で、高い耐光性が得られる
5)塗膜に様々な機能性を付加できる


1)VOCフリーでSDGsに貢献できる手法

塗装方法は、VOC(揮発性有機化合物)規制に対応しています。光化学スモッグの原因となる揮発性有機化合物を使用しません。昇華転写に使用するインクは水性で、溶剤インクは使いません。硬質板に貼り付ける溶剤系粘着剤を塗布したフィルム類も使いません。転写には、森林資源を未来まで持続させようとするFSC認証を受けた転写紙を提供します。環境と身体を大事にします。「つくる責任」を自覚しながら、お客様には「つかう責任」へのご理解をお願いし、私たちもSDGs、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に取組みます。

2)塗膜が厚く、耐久力が高く、素材が錆び難い
塗膜は、厚く、柔軟で、高い強度を持ちます。厚い塗膜は、ピンホールや塗膜厚さむらを少なくしてくれます。結果、空気の透過が遮断され、素材の錆が発生しにくくなります。

3)塗膜が強靭で脱落し難く、柔軟性を有しているので後加工も出来る
塗膜が柔軟であれば、温度変化によって素材が伸縮を起こしても、それに追従ができるメリットが得られます。塗膜のひび割れや、剥がれも起き難くなります。溶剤塗膜はその追従ができません。ひび割れや剥がれが発生しやすいです。Duraluxeパネルなら、画像形成後に、折り曲げられます。CNCルーターなどを使えば、シャーリング、穴あけ、切断が可能です。

4)色持ちが良い塗膜性能で、高い耐光性が得られる
ピンホールやひび割れが無いということは、塗膜に入り込んだ染料色素が逃げにくい、つまり色持ちが良いという結果にも貢献しています。昇華画像に高い耐候性を与える一つの要因になっているのです。

5)塗膜に様々な機能性を付加できる
その他に、どのような機能性を与えられるかというと、不燃性、抗菌性、蓄光性、易洗浄性(落書き防止)、ノンスリップ性、など様々なものが挙げられます。世界がパンデミックで混乱しているこの時期、抗菌性は有益な機能と思います。Duraluxeパネルなら、ホテルや病院、クルーズ船、エレベーターなどでも安心してご使用いただけるのではないでしょうか。

「硬質素材への昇華転写印刷ビジネス」はお役にたちましたでしょうか?ご不明の点は、Duraluxeパネルの日本代理店の当社、株式会社サンリュウまで、ぜひお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

Duraluxeパネル日本代理店
株式会社 サンリュウ

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Tel: 048-446-6786
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