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デコラル瓦版14:vsラミネート

デコラル瓦版(NewsLetter)ではアルミなどの金属へ複雑な形状へのパウダーコーティング(粉体塗装)と昇華転写技術を合わせたシステムの製造を行うメーカーDecoral社の加飾物や技術をご紹介します。

今回は、粉体塗装とラミネートを比較してご紹介します。

前回までのような施工例や個別商品の紹介ではなくて、デコラルシステムのパウダーコーティング(粉体塗装)とラミネートとのコスト比較、技術解説とデコラル社の紹介やPRなどを含む瓦版です。

デコラルシステムでアルミや鉄などの金属に粉体塗装を

デコラルシステムは、アルミニウム(スチール製の場合も)などの金属へ複雑な形状へのパウダーコーティング(粉体塗装)と昇華転写技術を合わせたシステムです。

そのため、前回までの施工例や個別商品の紹介の時点では外観が完全に木目調(※というか外見からは木材と区別がつきにくいぐらい)や、全面フルカラー画像になってたりしています。

それに対し、今回のデコラル瓦版では元々のアルミ製の基材の写真(画像を見てみるとどの基材も金属特有のメタリックな銀色のようですね)や、パウダーコーティングを塗装中と思われるイメージ写真などもご紹介しています。

 


粉体塗装は平均で 30%~40% も安価

 

粉体塗装の生産ラインはより自動化され、労働生産性が高い

 

デコラルシステムでアルミや鉄などの金属に粉体塗装を

粉体塗装された金属へ木目調の昇華転写も完了した完成品アルミ材の取り出し

 

店舗正面への木材風アルミ材の施工例

デコラルの昇華転写アルミ材を木目風の屋外向け建材として使用

ラミネートは基本的に屋内専用品が多く、それに対し粉体塗装は屋内でも屋外でも使用可能

 

複雑な形状の金属にデコラルシステムで昇華転写

粉体塗装表面は完全に覆われているので、ラミネートのように簡単に欠けたり剥がれたりしない

 

 

パウダーコーティング(粉体塗装)とラミネートのコスト比較

パウダーコーティング(粉体塗装)はラミネートの代替技術として、幅広いアプリを提供しつつコストを抑え、製品の質を高めます。

ここで解説するデコラル社の装飾技術を使い、あなたの想像力の限界に挑む、最高の製品を作ってみませんか。

 

粉体塗装と比較すると、スタンダードなラミネートは用途と最終製品の結果においてかなりの制限があります。以下に、ラミネートと比較した粉体塗装の利点を説明していきます。

屋外への施工例(木材風アルミ材)

粉体塗装(パウダーコーティング)とその他の選択肢

様々な技法と選択肢が商品表面の保護と美観向上のために考えられます。そのうちのポピュラーな選択肢としては、粉体塗装とラミネートの2つでしょうか。どちらにも長所と短所はありますが、以下に粉体塗装がラミネートや他の選択肢よりも優れている理由をあげていきます。

 

強度があるので穴あけや切欠き加工が可能

 

粉体塗装の比類なき耐久性

粉体塗装は信じられないほど堅牢で耐久性のある表面を作り出します。粉体塗装された表面は傷みに強いのです。それに対しラミネートは経年劣化で傷がついたり、一部剥がれたり、欠けたり、全面的にラミネート部分だけ剥がれ落ちたりしやすくなります。粉体塗装はこの特性により、屋外向け家具や他の過酷な環境にさらされるような製品の表面に最適なのです。

屋外への施工例(木材風アルミ材)

 

粉体塗装は均一な表面仕上がりが可能

粉体塗装は継ぎ目なく均一な仕上げを提供します。そのため粉体塗装でコーティングされた素材の質感や構造を本当の意味で引き立てます。しかしラミネートは目に見える継ぎ目や縁ができやすく、見た目が悪くなることがあります。

 

粉体塗装で可能になる幅広い選択肢

粉体塗装は、幅広いレンジのカラーオプション、表面質感(テクスチャー)、仕上げを誇ります。この特長により、お客様の美術的な嗜好をはじめとした様々なニーズに合わせて製品をカスタマイズすることができます。一方、ラミネートの場合は多少のデザインの汎用性を備えていますが、いずれの項目も粉体塗装よりも限られた範囲でしか提供されていません。

アルミ製ドアを大理石風+木目調に施工

保安室アルミ金属ドアを大理石風ドアに

 

エコロジカル

粉体塗装はエコロジカルな選択肢です。溶剤を使用せず、揮発性有機化合物 (VOC) を殆どまたは全く発生させず、廃棄物も最小限に抑えます。これは、VOCを含む溶剤を使用するタイプのラミネートよりもはるかにエコロジカルです。

 

より高い耐性

粉体塗装された表面は、湿気、過酷な日光、化学薬品に対して優れた耐性を示します。その驚くべき耐性により、粉体塗装は屋内向け用途にも屋外向け用途にも最適です。逆に、ラミネートは一般的に屋内でのみ使用され、粉体塗装と同等の耐性は備えていません。

 

バルコニーに木目調アルミ製手すりを設置

バルコニーに木目調アルミ製手すりを設置

 

デコラルシステムのパウダーコーティング(粉体塗装)が選ばれる理由

デコラル社には誇りがあります。粉体塗装業界の革新者であることの誇りです。デコラル社はこの業界でほぼ50年の経験、画期的な革新技術、そして数々の受賞歴を持っています。それらは以下のような技術やノウハウとして結晶化していると言えるでしょう。ぜひデコラル社のパウダーコーティング技術と製品に実際に触れて、体験してみてください。

最先端の技術:デコラル社は常に研究開発に投資し、卓越した製品を提供できるように努めています。70件以上の登録特許を持ち、業界をリードするソリューションとデコレーションプロセスを洗練させる技術開発の最前線にいます。

オーダーメイドソリューション:すべてのプロジェクトに万能なソリューションはありません。私たちはあなたと緊密に協力し、あなたのデザインの好みに合った粉体塗装ソリューションを見つけるお手伝いをします。光沢仕上げでもマット仕上げでも、完璧なソリューションを見つけるお手伝いをします。

プロフェショナリズム:熟練した専門家チームが粉体塗装の技術に習熟しており、すべてのプロジェクトに対しふさわしい注意を払って行われるようにしています。

 

粉体塗装のメリットを今すぐ体験してみてください

粉体塗装は、ラミネートなど他のソリューションに比べ多くの利点があります。耐久性、耐衝撃性、ひっかき耐性等に優れ、より多くの色、質感(テクスチャー)、仕上げのタイプを選択できます。また、エコロジカルでメンテナンスも簡単です。

ですから、ぜひ最高の選択肢であるデコラル社の粉体塗装を選び、卓越した耐久性、美観、パフォーマンスを体験してください。

粉体塗装のプロセスとそのメリットについてもっと詳しく知りたいですか? 粉体塗装に関するご質問があれば、ぜひお問い合わせください。

 

 

 

 

デュラ瓦版5:アルミ多孔パネル

デュララックス瓦版(NewsLetter)ではパウダーコーティング(粉体塗装)でデジタル印刷と建材の融合に新たな可能性を持つ、昇華転写用耐候建装材『Duraluxe(デュララックス)』の加飾物や技術をご紹介します。

デュララックス瓦版5:アルミ多孔パネル

今回は、多孔(パーフォレート)加工されたDURALUXE昇華転写用アルミ製多孔パネルのご紹介です。なお、これは海外での施工例です。

DURALUXE昇華転写用アルミ製多孔パネル

DURALUXE昇華転写用パーフォレート加工アルミ製パネル

パネルサイズは、48’x96’x0.063’インチ(約122cm x 244cm x 厚さ1.6mm A5052アルミ合金)他。クリアーのタイプとサテンタイプがあります。インテリアにもエクステリアにも使用可能です。

 

DURALUXE昇華転写用アルミ多孔パネルの説明

右:一枚板のアルミパネルへ同一のフルカラーデジタル画像を昇華転写した場合の図に対し、左:多孔パネルに仕上げた場合のイメージ

 

片面だけでなく、両面にDuraluxe粉体塗装があり、表裏、両面へそれぞれ別画像の昇華転写も可能。

DURALUXEパーフォレート加工パネルは、壁面に、柱に、シーリングに、仕切り板に、エクステリアにすぐお使いいただける商品です。

様々な使い方が可能です。ディスプレイに、サイネージに、電気製品の囲いに、アトラクティブなオブジェに、農業に、空調システムに、自動車業界に。フルカラーグラフィックを昇華転写したアルミ製多孔パネルをご活用ください。あなたのアイディアと創造性で独自のカスタマイズが可能です。

 

昇華転写用パーフォレート加工パネル

  • インドア用途にもアウトドア用途にも
  • Duraluxe粉体塗装へ昇華転写が可能
  • 建材用パーツとして組込み
  • 防音璧やシーリングに
  • サウンドコントロール用のアコースティックパネルに
  • 光源を遮る日除けサンシェードに
  • プライバシー保護に
  • HVAC暖房換気空調システム用のエアディフューザーに

 

 

DURALUXEシステムで金属に様々なタイプの表面加飾を施された建材や建築物が施工されています。ぜひお問い合わせください。