シンプリ円筒物転写とUV印刷との比較

前回記事では、「シンプリ円筒転写機のご紹介」を投稿しました。

当社が開発したシンプリ円筒転写機【W-300型】で円筒容器(ex.水筒やガラス瓶など)へのシンプリ転写をご紹介しました。
また、シンプリ転写とは?シンプリシステムとは何か?等も前回記事からご理解いただけるかと思いますので、ぜひご覧ください。



今回は、シンプリ円筒物転写とUV印刷との比較を記してみようと思います。

◆シンプリ円筒物転写とUV印刷との比較
シンプリ転写は自動システム化して大量印刷も可能ですが、今回ご紹介する円筒転写機W-300型は、好きな柄、好きな絵、好きな写真などを顧客の要望に合わせて少量~中量印刷するなど、印刷対象商品のパーソナライズ用に活用できるシステムです。

パーソナライズ化に活用できる印刷システムは当社のシンプリ転写以外にも、UVフラットベッドプリンターなど、様々な物があります。

どんな場合にどのシステムを導入したらいいのでしょうか?

新規システム導入を検討する際には、システムの価格や生産性だけでなく、他にどのような仕事をしたいのか という総合的な観点も大切です。

今回は円筒物の転写について考えていきます。ガラスボトルや金属缶、水筒など、円筒物印刷は、凸版又は凹版オフセット印刷、スクリーン印刷、あるいはパッド印刷で行われてきました。旧来は同一のものを大量に印刷することが多かったかと思います。

多品種・少量化のデジタル時代の今は、UVプリンターでしょう。360度全周印刷も、高速機では一個当たりの印刷時間が1分を切るシステムも珍しくありません。

私どものシステムをお薦めするのは、この高速システムを導入したいお客様ではありません。私どもがお薦めするのは、もっと投資コストを限定したいお客様へです。

具体的には、ボトル一本の全周印刷に10~15分程度かかる200~400万円程度のUVプリンターを検討されるお客様になります。

W-300を使ったシンプリ印刷 UVフラットベッドプリンターとの比較表を添付しました。
※UV印刷に関するデータはネットなどの資料を寄せ集めたもので、参考値であって正確な数値を保証するものではありません


※『シンプリ転写とUV印刷 比較表』はクリックでポップアップし拡大してご覧になれます


シンプリでの初期投資コストは、UVシステムの1/3程度で済みます。


W-300を導入せず、手作業の場合ですと生産性がUV印刷に及ばないわけですが、W-300型転写機の採用により生産性もUV印刷に劣らなくなりました。
シンプリ転写で硬度をすぐに上げたい場合は、画像転写後の円筒物を30分程度炉に入れて乾燥硬化させることがありますが、印刷・転写作業と並行処理させられます。

また事業成功等でシステム増設をしたくなった際は、シンプリ転写の方は元々の印刷速度が十分早いため、転写機だけの増設で済みます。増設費用はUV印刷の場合の1/7程度になります。この点もUVフラットベッドプリンターよりも有利です。

さて、冒頭に記した「他にどのような仕事をしたいのか」です。シンプリ転写のシステムで、画像を形成するための白トナープリンターは、濃色生地の画像形成には欠かせません。このプリンタがあれば濃色地Tシャツへの印刷が可能です。

それに対し、UVインクのシステムでTシャツ印刷を行うのは困難です。円筒物転写に用いる接着液でなく、濃色生地用の転写紙を用いる必要はありますが、Tシャツ印刷の仕事を考慮するなら白トナープリンターは力強い味方です。

また、シンプリ印刷は転写印刷です。直接のUV印刷よりは手間がかかります。
少量ながらも、ある程度のまとまった数量が流れる印刷なら直接印刷は有利でしょう。

シンプリ転写は、より少なめな仕事に適しています。形状を選びません。
パーソナライズ化をより進めた、他社にない差別化できる印刷物を創りたいならシンプリ転写がお勧めです。


シンプリ転写や、シンプリ円筒転写機にご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

株式会社 サンリュウ
〒334-0073 埼玉県川口市赤井 1-10-7
Tel: 048-446-6786
www.sanryu.com