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耐久材加飾グループ【Subli-凸-Group】

この動画は、Subli-凸(でこ)-Groupの、技術と商品をご紹介するものです。

Subli-凸-Groupは、まだ誕生していないグループです。丸まって眠っている胎児のような存在です。お母さんのおなかの中で羊水にくるまれ、生まれてからの肺呼吸の練習、準備をしています。 私たち、Subli-凸-Groupも、誕生後の準備をしています。

元気な赤ちゃんを産むためには、お母さんが健康的に過ごすことが大事と言われています。赤ちゃんにとって良いことだそうです。

Subli-凸-Groupにとっての羊水は、二つの会社、二つの商品になります。これらに力があれば、 私たちは元気に育つことが出来そうです。Subli-凸-Group誕生の母体となる、これらの二つの商品を使って、様々な加飾物を創造することが私たちグループの目的なのです。

ではこれから、この二つの会社、二つの商品と、 Subli-凸-Groupの加飾技術についてご説明させていただこうと思います。

■二つの会社と商品 Decoral system, Duraluxe Inc
二つの会社とは、イタリアのデコラルシステム社と、米国のデュララックス社のことです。二つの会社と言っても、デュララックス社は、米国デコラルシステム社の子会社ですから、親子の関係にあります。

ここでは簡単に、どちらの会社も、アルミ素材への加飾技術で世界をリードする会社とご理解ください。
加飾物の形で分けるなら、デコラル社の素材は立体で、デュララックス社の素材はフラットなプレートと分けるのが分かり易いです。
立体で想像頂きたいのは、例えばアルミサッシ枠です。入り組んだ複雑な形をしていますが、木目の全面印刷が出来ます。バキューム昇華転写方式ですから、模様が凹んだ溝の内側にまで入り込みます。
一方の、デュララックス社アルミプレートには、皆様がお持ちの昇華型インクジェットプリンタで印刷した画像を転写出来ます。

両社の加飾物の最大の特長は、耐候性にあります。画像を保護するオーバーコートや、ラミネート加工は要りません。画像を転写した後のそのままで、デコラルシステムでは、屋外耐候性15年保証のものまで製作できます。
デュララックス社のプレートでは、屋外耐候性5年保証のデジタル画像転写が出来ます。高耐候性だけが特長ではありません。

両社商品とも、不燃性、抗菌性、耐汚染性、耐擦過性を与えることが出来ます。折り曲げ適性もあるので、デュララックス社のプレートの場合、画像転写後に折り曲げて成型して立体化できます。アート造形物も作れます。

■Subli-凸(でこ)-Groupの構成と、その加飾技術
Subli-凸-Group、英語と漢字の混じった変なグループ名ですから、その命名理由からお知りになりたいですか?中央の漢字は“トツ”ではなく、“でこ”と読んでください。
デコラルシステムの「でこ」だけでなく、加飾物が設置される建物、ビルの形を表したつもりです。建物をアートで飾るプロ集団、こんなイメージを伝えたくて命名したのが Subli-凸-Group です。

<株式会社サンリュウ>
グループ設立の企画者は、株式会社サンリュウです。
ぼんやりとですが、定めているのは、デコラル社とデュララックス社の加飾物を製作して販売するという最低限の業務範囲と、【製作に必要な加工能力を持つ会社】+【加飾物を使用するユーザーへ販売する会社】の寄り合い所帯のようなグループということだけです。

サンリュウは、20年以上前にインクジェット昇華転写システム販売を開始しました。
現在もイタリアMontiAntonio社の熱転写機、オランダColdenhove社の昇華転写紙、スイスのErgoSoft社のプリンタ用ソフトRIP、など昇華転写印刷に必要な世界のトップ商品の輸入元です。
蓄積してきた高い技術ノウハウを持っています。
グループでは、デコラル社とデュララックス社商品への、昇華転写加工現場をサポートする役割を担います。
商社としての素材販売に留まらず、グループ内で、印刷加工まで自らも請ける考えです。

<有限会社テクノ>
アルミ素材に昇華転写するには、素材表面に塗装皮膜が形成されていなければなりません。
デコラル加飾物は、内装外装用の建材に多く採用されます。加飾物形状は建築現場によって様々です。ですから、標準形状素材の在庫でなく、物件毎に異なる形状のアルミ材への塗装加工が必要になります。
グループ構成員としてデコラル社の静電パウダーでの塗装加工の出来る会社が必要になる訳です。有限会社テクノは、デコラル社静電パウダー塗装から、木目画像のバキューム転写までの仕事を既に始めています。電解着色、切断・曲げ、溶接加工なども得意な会社です。

これに対して、デュララックスアルミプレートはフラットなプレートで標準サイズが決まっています。こちらは塗装済素材の在庫が可能です。
しかし、画像を転写してそのまま使用される用途ばかりではありません。建材用途であれば穴開けパンチング加工や、折り曲げ加工をした製品も必要なことがあります。
例えば、防音板、金属天井板、壁面板、フェンス等、です。このように多様な形状が求められることを考えれば、メタル加工が得意な会社のグループ参加も期待したいところです。

<参加企業を広く募集中>
もちろんフラットベッド熱プレス機を所有して昇華転写の仕事をしている印刷会社の参加も募る考えです。
すでに、特殊印刷で広く知られている有限会社エクセル・タム、有限会社リタネットなどから参加希望が寄せられています。また、素材加工まで行うアルミ素材問屋さん、バキューム転写機やMontiAntonio社のフラットベッド熱プレス機を所有している印刷業者さんなどからも説明を求められています。各社のご興味をお聞きしながらグループを育てて行こうと考えています。

お断りしておきますが、取り扱う素材はアルミに限定されません。デコラルシステム加飾物として、既にタイルやガラス、木質繊維を原料としたMDF成型板などまでが納入され始めています。
昇華転写技術に制約を受けることもありません。グループで知恵を出し合って、技術革新を進め、世の中に新しい価値を創造して行けたらと思います。皆様も力を貸してください。

ご一緒にアート造形物を創作して行きませんか?


株式会社 サンリュウ

〒334-0073 埼玉県川口市赤井 1-10-7
Tel: 048-446-6786
www.sanryu.com

Duraluxe~硬質素材への昇華転写印刷ビジネス~

昇華転写用耐候建装材「Duraluxe」、硬質素材への昇華転写印刷ビジネスについて

Duraluxe(デュララックス)は超耐候性サブリメーションパネルです。

1.テキスタイル印刷から硬質素材印刷へ

アルミなど硬質素材への昇華転写は、素材をやわらかい布から硬質素材へ換えるだけで、印刷~昇華転写という工程は変わりません。乗り換え投資や新たな学習は、それほどありません。投資は最小限で済むはずです。

まず、必要な機材についての確認をしましょう。
昇華型プリンターは、お持ちですね?
ご使用中の転写機は、輪転式でしょうか、それともプレス式でしょうか?
輪転式転写機ご使用の会社が多いと思いますが、プレス機をお使いでしたら、追加設備は必要ないかもしれません。輪転式転写機をご使用の場合は、プレス式転写機のご購入が必要です。

2.昇華転写印刷を新規で始められるなら

設備のご購入と、昇華転写技術の体得が必要です。

色素は染料ですから、表現できる色領域が顔料より広いです。ですから、色鮮やかな画像が得られることが昇華転写の特徴です。
ただし、どんな条件でも最高画質が得られるわけではありません。
信頼できる品質の設備を選んで、確かな条件で転写することが必要です。発色は素材によって異なります。確かな条件とは、この発色のずれを、理想的なプリンタプロファイルを作成して修正する、などのことを言っています。
プレス式転写機は、場所による圧力や温度のばらつきの少ない転写機でなければなりません。

プレス式転写機は設備の中では高価ですから、後でアップグレードすることなく、ご商売を発展させられるものを選択すると良いでしょう。
Duraluxeアルミパネルの最大サイズは48″x96″(1219mmx2438mm)です。
予算が少ない場合でも、硬質素材印刷ビジネスへの参入には、42″x62″(1067×1575)以上のサイズを転写できる熱プレス機購入をお勧めします。

3.硬質素材印刷ビジネスの展望

では、硬質素材印刷ビジネスは、どこに、どの程度のチャンスがあるのでしょうか?新たなデザイン表現を待っているインテリアとエクステリアに、答えがあります。
例えば、キッチンのバックスプラッシュです。聞き慣れない言葉かもしれませんが、コンロやシンクの奥に貼ってある壁材のことです。
水や油がはねて汚れやすい場所。そしてキッチンの顔とも呼べる場所です。「バックスプラッシュを変えるだけでこんなに印象が変わるか」?と驚かれる方が少なくありません。

Duraluxeパネル特性、耐水性・ 易洗浄性 ・耐擦過性・抗菌性・耐候性・不燃性など、のどれもがこの用途で有効に働きます。
画像も染料でなければ表現できない美しさが得られます。バックスプラッシュはほんの一例で、その他に、お風呂やシャワールームの壁、エレベーターの内装、など、挙げればきりがありません。リフォーム需要は旺盛です。

建築業界で「ファサード」とは、正面から見た建物外観のことです。
建築家それぞれの個性を感じ取れるものであり、時代が表現されるものです。地域環境への調和も求められます。ファサード表現でも、Duraluxeパネルは高い評価を得ています。
高い耐候性や色彩の鮮やかさだけでなく、塗膜仕上げ面を8種類を超える種類の中から自由に選択できる点も好評価の要因になっているようです。

硬質素材印刷ビジネスとして考えやすいのは、屋外看板への採用です。
看板印刷は、スクリーン印刷から、UVインクジェット印刷への移行が進んでいます。多品種少量にはデジタル印刷が向いているからでしょう。
昇華転写にチャンスはあるのでしょうか?あるとしたら、どのような長所が評価された時なのでしょうか?Duraluxeパネルの長期耐候性、昇華染料画像の美しさ、傷ついたり、はがれたりし難い高い強度、不燃性、蓄光性など、がどの程度評価されるかがにかかっていると思われます。

4.硬質昇華転写印刷物の販売先

印刷物はどのような顧客に販売されるのでしょうか?
答えは、前に挙げたインテリアやエクステリア用の印刷物なら、「キッチン、バスルームのデザイナーやリフォーム業者、建築設計事務所、さらには、エレベーターサービス会社や、看板販売会社などになります。
あるいは、誕生前の準備段階にありますが、
硬質素材への昇華転写印刷グループ、”Subli-凸-Group”(サブリ・でこ・グループ)が誕生しようとしているので、このグループも販売先対象になるかもしれません。
グループが著名になれば、ネットを通じて設計事務所などから様々な引き合いが入ってくるものと予想されています。貴社も、自ら「Subli-凸-Group」に参加して、積極的展開する道も検討されてはいかがでしょうか。

5.印刷用硬質素材における Duraluxeアルミパネルの競争力

■硬質素材、二つのオプション

今、市場には二つの硬質素材オプションがあります。塗膜が溶剤塗装によって形成された主に屋内で用いられるプレートと、屋外でも活用されるプレートです。
成長著しいのは、当然、用いられる範囲が広い後者です。塗膜を粉体塗装で形成したDuraluxeアルミパネルです。Duraluxeアルミパネルは、90年代初頭から、世界の建築用途、産業機器の装飾用途で業界をリードするようになりました。

市場に早くから出回ったのは、溶剤塗装プレートの方です。現在も、記念品盾への写真印刷などに用いられています。
また、屋内であれば、比較的大きなパネル印刷にも用いられることがあるようです。溶剤塗装の方が一回の塗膜が薄く、仕上がりは平滑になり、光沢が得られます。写真業界ではその表面光沢が評価されているようです。

ただし、塗膜の総合評価では、粉体塗装の塗膜が、溶剤塗装の塗膜よりも物理的に優れているといえます。詳しくご説明をして行きましょう。

■粉体塗装塗膜の特長

下記に、溶剤塗装塗膜と比較した粉体塗装塗膜の長所を挙げてします

1)VOCフリーでSDGsに貢献できる塗膜
2)塗膜が厚く、耐久力が高く、素材が錆び難い
3)塗膜が強靭で脱落し難く、柔軟性を有しているので後加工も出来る
4)色持ちが良い塗膜性能で、高い耐光性が得られる
5)塗膜に様々な機能性を付加できる


1)VOCフリーでSDGsに貢献できる手法

塗装方法は、VOC(揮発性有機化合物)規制に対応しています。光化学スモッグの原因となる揮発性有機化合物を使用しません。昇華転写に使用するインクは水性で、溶剤インクは使いません。硬質板に貼り付ける溶剤系粘着剤を塗布したフィルム類も使いません。転写には、森林資源を未来まで持続させようとするFSC認証を受けた転写紙を提供します。環境と身体を大事にします。「つくる責任」を自覚しながら、お客様には「つかう責任」へのご理解をお願いし、私たちもSDGs、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」に取組みます。

2)塗膜が厚く、耐久力が高く、素材が錆び難い
塗膜は、厚く、柔軟で、高い強度を持ちます。厚い塗膜は、ピンホールや塗膜厚さむらを少なくしてくれます。結果、空気の透過が遮断され、素材の錆が発生しにくくなります。

3)塗膜が強靭で脱落し難く、柔軟性を有しているので後加工も出来る
塗膜が柔軟であれば、温度変化によって素材が伸縮を起こしても、それに追従ができるメリットが得られます。塗膜のひび割れや、剥がれも起き難くなります。溶剤塗膜はその追従ができません。ひび割れや剥がれが発生しやすいです。Duraluxeパネルなら、画像形成後に、折り曲げられます。CNCルーターなどを使えば、シャーリング、穴あけ、切断が可能です。

4)色持ちが良い塗膜性能で、高い耐光性が得られる
ピンホールやひび割れが無いということは、塗膜に入り込んだ染料色素が逃げにくい、つまり色持ちが良いという結果にも貢献しています。昇華画像に高い耐候性を与える一つの要因になっているのです。

5)塗膜に様々な機能性を付加できる
その他に、どのような機能性を与えられるかというと、不燃性、抗菌性、蓄光性、易洗浄性(落書き耐性)、ノンスリップ性、など様々なものが挙げられます。世界がパンデミックで混乱しているこの時期、抗菌性は有益な機能と思います。Duraluxeパネルなら、ホテルや病院、クルーズ船、エレベーターなどでも安心してご使用いただけるのではないでしょうか。

「硬質素材への昇華転写印刷ビジネス」はお役にたちましたでしょうか?ご不明の点は、Duraluxeパネルの日本代理店の当社、株式会社サンリュウまで、ぜひお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

Duraluxeパネル日本代理店
株式会社 サンリュウ

〒334-0073 埼玉県川口市赤井 1-10-7
Tel: 048-446-6786
www.sanryu.com

昇華転写用耐候建装材「Duraluxe」のご紹介

デジタル印刷と建材の融合に新たな可能性を持つ、昇華転写用耐候建装材「Duraluxe(デュララックス)」のご紹介です。

画像の屋外耐光性保証5年以上の、昇華転写用アルミプレート「Duraluxe」

◆Decoral社とDuraluxe社 

Decoral System社は、1973年にイタリアに誕生したグループ会社です。1990年代初頭にDecoral昇華転写システムを開発して特許を取得しました。
この技術を用いて、管状フレームや平板材から複雑な形状のオブジェクトまでの、様々な金属製品に木目模様などを形成できます。
建築業界でドアや窓の美観を高めただけでなく、森林保護にも貢献しているので、環境にも良い影響を与えています。

Decoral社は、昇華転写用耐熱素材と、熱転写システム製造においてパイオニアであり、現在は世界のリーダーです。
静電塗装パウダーや熱転写フィルムのような資材だけでなく、設備とノウハウも販売して、トータルで顧客サポートを行なっています。
VOCフリーの製造であり、環境と人の健康の保護にも力を注ぐ企業です。

装材への木目や大理石模様印刷で世界をリードしてきたDecoral社の自然な発展として、 2015年に米国で Duraluxe社が設立されました。

◆「Duraluxe」7つの特長 
1. 高い耐候性 
2. 引っ掻き強度 
3. 落書き耐性機能 
4. 曲げ加工ができる 
5. 抗菌性(銀イオン) 
6. 耐火性 
7. VOC(揮発性有機化合物)フリー 

Duraluxe社は、2017年に光沢やマットなど4種の表面を持つ昇華転写用アルミプレートを発売しました。
現在は、Glow(蓄光)などを追加した計8種類の商品があります。
これらのプレートは、画像形成後であっても、曲げ・せん断・穴あけ・パンチ・ウォータージェット・ルーター加工が可能な昇華転写素材です。屋外耐光性7年保証のものまであります。

◆施工例 
フォトグラフィー(写真画像用印刷パネル)

サイネージ

インテリアデザイン

建築材

折り曲げ加工製品

台所・水回りのバックスプラッシュ

お風呂場・シャワールーム等の壁パネル

天井パネル

外壁への印刷建築材

◆耐候性テストデータ 

◆(株)サンリュウはデジタル関連資機材の技術開発型総合商社です
主要な位置を占めてきた古参企業を相手にしてひるむことなく、生まれたての新しい企業が次々に参入してくるデジタル画像印刷の業界。

平成7年創立以来、営業を置かず、技術一筋の追求に邁進してきました。今後は、開発商品・商品・情報をお客様にお伝えすることを大きな役割として、市場開発、営業部門を強化し積極的に提案活動を行っていきます。
デジタル印刷革命が市場に浸透する中、技術的には常に業界最先端の場所にいられたと自負しています。川口市に本拠地を置き、取得した特許の実施権供与相手は世界のトップ企業です。

新しい技術を何処よりも早くキャッチして日本市場に紹介してまいりました。
インクジェットプリンターを使った昇華印刷システム及び昇華転写システムは、日本でも早くから取組み、20年以上の実績を築いてまいりました。

今回は、昇華転写用耐熱素材と、熱転写システム製造においてパイオニアであり、現在は世界のリーダーであるイタリアのDecoral System社とグループ会社であるアメリカのDuraluxe社の協力を得て、日本国内での販売展開を進めてまいります。

弊社が築き上げてきた昇華転写のノウハウを発揮できる商品と位置づけておりますが、商品のマーケットは弊社の経験してきた業界とは違っております。
この商品の可能性に興味のある業界の企業の方々のお力も借りながら、新たな市場への展開を進め
てまいります。

ご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。


株式会社 サンリュウ

〒334-0073 埼玉県川口市赤井 1-10-7
Tel: 048-446-6786
www.sanryu.com