【HANAE PX-H】ノーマルK・LLKの販売終了と今後の対応1

『【HANAE PX-H】ノーマルK・LLKの販売終了と今後の対応1』※本稿
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先般ご連絡の通り、発売以来ご愛顧をいただいておりました『昇華インクHANAE-PX-H』のノーマルブラック(ノーマルK)とライトグレー(LLK)インクがこの度メーカーでの製造が終了いたしました。

これに伴いまして、弊社も在庫限りで販売を終了させていただきます。

ノーマルKの切り替え商品として、『HANAE-PX-H コンクブラック(コンクK)』をご紹介いたします。ノーマルKとは発色が異なりますので、必ずテスト結果を確認のうえ、対応をご検討ください。

なお、ライトグレー(LLK)の代替商品はございません。
現在ライトグレー(LLK)を使用されているお客様は個別にご相談ください。

以下は、ノーマルKインクを中心に対応方法を記載しておりますが、ライトグレーインクも同様です。

お客様には、ご自身でインクを入れ替えて色差をご確認いただくようお願い申し上げます。洗浄方法がわからない場合は、弊社までお問い合わせください。

入れ替え後、問題がないと判断された場合はそのままコンクKインクをご使用ください。

問題がある場合は、次のような対応をご検討ください。
・インクを入れ替えて、画像を調整する
・インクを入れ替えて、プロファイルを調整する


考えられるお客様の印刷環境は次の通りです。環境に合わせて今後の対応をご検討ください。

◆ErgosoftRIPを使用している
【パターン1】

ノーマルKインクを前提としたプロファイルをノーマルKインクで使用している

【パターン2】
コンクKインクを前提としたプロファイルをノーマルKインクで使用している

【パターン3】
専用プロファイル(色合わせサービス利用)でノーマルKインクを使用している


◆ErgosoftRIPを使用していない
※PhotoshopやIllustrator等から印刷されているお客様が対象になります

【パターン4】
ノーマルKのプロファイルでノーマルKインクを使用している(A4,A3プリンター)

【パターン5】
コンクKのプロファイルでノーマルKインクを使用している(A4,A3プリンター)

【パターン6】
プロファイルを使用せずノーマルKインクを使用している(A2プリンター)



下記、詳細内容になりますのでご確認ください。


 基本的な対応方法 
1)インクを入れ替えていただき、ノーマルブラックとコンクブラックの色差をご確認ください。(洗浄方法については、プリンタごとに異なりますのでお問い合わせください)

2)コンクブラックでも問題ないとご判断された場合は、そのままご使用ください。

3)問題があるとご判断された場合は、下記のいずれかのご対応方法をご検討ください。

新規注文とリピート注文でご対応方法を別にすることもご検討ください。

3)A 画像修正で対応できるかを検討する
画像修正で対応可能な場合は、その他にご対応いただくことはございません。
対応不可な場合、Bへお進みください。

3)B 画像修正で対応できない場合の対応について
印刷環境ごとに対応方法が異なります。

なお、インクの色相が異なりますので、どの対応をとったとしても、ノーマルKを使用した場合とまったく同じ色を完全に再現することはできません。あらかじめご了承ください。

まずは、ご自分の印刷環境が以下のどのパターンに当てはまるかをご確認ください。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 Ergosoft RIPで印刷されているお客様 
【パターン1】
ノーマルKインクを前提としたプロファイルをノーマルKインクで使用している
当社がご用意している、当社標準のコンクK用のプロファイルを1種のみ無償でご提供いたします。2種以上をご希望の場合は有償となります。
※プロファイルの適用方法は別途マニュアルをご用意いたします

プロファイル適用後、色差をご確認ください。なお、色調整が必要と判断された場合は、ご自身で画像を調整されるか、有償の色合わせサービスをご検討ください。


【パターン2】

コンクKインクを前提としたプロファイルをノーマルKインクで使用している
所有されているプロファイルは、本来ならコンクKのインクを使用することで一般的に正しいと言われている色に近い結果が得られます。

当社はお勧めしておりませんが、お客様のご事情で、現在はノーマルKのインクを使用されているため、事前に画像を修正して色ずれに対応するか、色ずれしたまま生産されていることと思います。

今後は、コンクKインクに切り替えることで、本来一般的に正しいと言われている色に近い結果が得られる環境になります。この場合は、事前の画像修正作業は省略できます。
なお、ノーマルK使用時と近い結果を得たい場合は、画像修正が必要となります。


【パターン3】

専用プロファイル(色合わせサービス利用)でノーマルKインクを使用している
お客様の専用プロファイル(色合わせサービス利用)でノーマルKインクを使用している一般的なプロファイルではなく、お客様向けに色合わせを行ったプロファイルを使用されている場合、有料の色合わせサービスをご検討ください。

色合わせをおこなったとしても、インクの色相が異なりますので、ノーマルK使用時とまったく同じ色を再現することはできませんが、コンクKを使用した場合に貴社が望む色に近づける作業を行います。
なお、インク切り替えによる色合わせの値引きサービス等は行っておりません。



 Ergosoft RIP以外で印刷されているお客様 
※PhotoshopやIllustrator等から印刷されているお客様が対象になります

【パターン4】
ノーマルKのプロファイルでノーマルKインクを使用している(A4,A3プリンター)
古い機種に関しては、すでにプロファイルの提供および作成サービス対応は終了しております。可能であれば、新しい機種への変更をご検討ください。

新機種は、コンクK用のプロファイルのみをご用意しております。
引き続き古い機種を継続使用される場合は、お客様にて画像修正が必要になります。
なお、インクの色相が異なるため、ノーマルK使用時とまったく同じ色を再現することは難しいです。


【パターン5】
コンクKのプロファイルでノーマルKインクを使用している(A4,A3プリンター)
本来はコンクKのインクを使用することで一般的に正しいと言われている色に近い結果が得られます。

当社はお勧めしておりませんが、お客様のご事情で、現在はノーマルKのインクを使用されているため、事前に画像を修正して色ずれに対応するか、色ずれしたまま生産されていることと思います。

今後は、コンクKインクに切り替えることで、本来一般的に正しいと言われている色に近い結果が得られる環境になります。この場合は、事前の画像修正作業は省略できます。
なお、ノーマルK使用時と近い結果を得たい場合は、画像修正が必要となります。


【パターン6】
プロファイルを使用せずノーマルKインクを使用している(A2プリンター)
本来は、プロファイルを使用することで一般的に正しいと言われている色に近い結果が得られます。

お客様のご事情で、現在はRIPソフトを含めて昇華向けの色調整プロファイルは使用せず、ノーマルKのインクを使用している状況です。そのため、事前に画像を修正して色ずれに対応するか、色ずれしたまま生産されていることと思います。

今後とも同様に画像を修正していくただくか、弊社でご所有のプリンターに対応するプロファイルがあれば、リップソフトをご購入いただくことで一般的に正しいと言われている色に近い結果が得られます。




【HANAE PX-H】ノーマルK・LLKの販売終了と今後の対応2』に続く・・・




株式会社 サンリュウ
〒334-0073 埼玉県川口市赤井 1-10-7
Tel: 048-446-6786
www.sanryu.com

シンプリ用プリンター メンテナンス紹介動画


シンプリ用プリンターのメンテナンスガイド動画を、当社シンプリシステム専用紹介Youtubeチャンネル【シンプリの部屋】にアップしました。




シンプリ用プリンターにおけるメンテナンスとは、主にインク詰まり等を予防するための必要な作業になります。ここを怠ると、ご購入いただいて間もなくでも故障の原因となる恐れがあるので、しっかりと行っていただきたいたい作業です。

どのくらいの頻度で行うの?どのタイミングで行うの?どうやって行うの?
など、マニュアル(書面)では伝わりづらい部分もありますので、メンテナンス方法とそのタイミングについてのアドバイス動画として順をおって紹介しておりますので、ぜひご覧ください。


シンプリ転写にご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

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昇華転写用マグカップ 11oz 大量入荷


当社の昇華転写商品の定番である、『昇華転写用マグカップ 11oz HG』が大量入荷いたしました。




白色無地箱のご用意もございます ※別途販売品


これからの時期では、卒業・入学シーズンも近づき、記念品、自主制作やプレゼントなどであったり、キャラクターやメッセージなどデザイン表現の汎用性もあることで、シーズン問わず人気があるのが昇華転写用マグカップです。

大量入荷の背景として、このコロナ禍の状況を鑑み、今後の流通ストップ等の可能性も考慮して事前にメーカーとの交渉を進めていた分になります。

当社マグカップ11ozのスペックや、品質判断基準の詳細等につきまして、以前記事『昇華転写用マグカップ商品のご紹介』をご覧ください。



定番商品に関しましては、お客様の欲しい時に在庫がない!という事が極力ないように、今回のタイミングだけでなく、常日頃から販売動向を注視し、売上予測をたて、余裕を持った在庫管理を心掛けております。

・いつもの仕入先が在庫切れで買えない!買えないことが頻繁にある!
・現行のマグの単価は高いと思っている!
・現行のマグの品質に不満を持っている!
・新しい商材として昇華転写用マグを検討しているが、どこから購入すれば?

など、お困りのお客様がいれば、ぜひ当社のマグカップをご検討ください。



実際に手に取っていただき、ご安心・ご納得いただいてからご購入いただけるようにサンプルもご用意しておりますので、ご希望の場合はお気軽にお申し付けください。

また、ご購入の場合、通常1箱(36個)単位のご注文から受けておりますが、いきなり1箱もいらない!不安、心配!などのお客様には、初回ご注文時のみ、1個からのバラ売りも対応いたします。


ぜひ、当社の昇華転写用マグカップをお試しになってみませんか?
ご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。


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シンプリ用コーター紹介動画(ナレーションありVer.)


以前記事、「シンプリ用コーター紹介動画」で掲載した、シンプリ用ノンワイヤーバーコーターの作業動画ナレーションありVer.を、当社シンプリシステム専用紹介Youtubeチャンネル【シンプリの部屋】にアップしました。

あらたにナレーションを入れ、字幕に集中しすぎることなく作業工程映像がご覧いただけると思うので、よりわかりやすくなったかと思います。
ぜひ音声をONにしてご覧ください。

また、これまで【シンプリの部屋】にて紹介した他の動画もご覧いただけると、商品をよりご理解いただけると思います。


◆コーター作業動画 ナレーションあり



シンプリ転写、またはシンプリ用ノンワイヤーバーコーターにご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

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RIP Poster Print V14 サポート終了のお知らせ

弊社より販売しておりました、ErgosoftRIPの下記対象製品のサポート終了についてご案内申し上げます。

対象製品はすでにメーカーでの販売・サポートを終了しておりますが、弊社ではこれまでできる限りサポートを続けてまいりました。

しかしながら、メーカーから販売店向けに発行されるサポート用ライセンスの提供は終了したとの連絡が入り、突然ではございますが、今月末(2021年1月末)をもって対応を終了いたします

長年ご利用のお客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

現在、弊社では最新版
RIPソフト『Ergosoft 16』シリーズを販売しております。この機会にぜひErgosoft 16へのバージョンアップもご検討ください。


1.サポート終了対象製品(Ergosoft社 RIP V14シリーズ)
Poster Print V14シリーズ(SE , Full , Pro など)
TexPrint V14シリーズ
V15につきましても、メーカーでの販売・サポートはすで終了しております。
 今回は対象ではありませんが、Ergosoft 16へのバージョンアップをご検討ください。

2.サポート終了期日
2021年1月29日(金)

3.後継製品について
最新OSWin10)に正式対応し、機能面も使い勝手も向上した最新版へのバージョンアップをご検討いただければ幸いです。
Ergosoft16https://www.sanryu.com/rip.html

4.お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、弊社まで。
株式会社サンリュウ(TEL:048-446-6786)


シンプリ用コーター紹介動画


前回記事、「シンプリ用コーターのご紹介」で掲載した、シンプリ用ノンワイヤーバーコーターの紹介動画が完成しました。
※シンプリとは何だ?コーターとは何だ?という方は、ぜひ前回記事からご覧ください

『商品説明・紹介』と、『実際の作業風景』の動画を2本ご用意しました。

シンプリプリンターでの印刷との比較や、実際の転写物との比較などをご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。


◆コーター説明


◆コーター作業



シンプリ転写、またはシンプリ用ノンワイヤーバーコーターにご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

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シンプリ用コーターのご紹介

従来、当社開発シンプリシステムでは専用プリンターの使用が必須でした。
今回、その専用プリンターを使用せずに手作業でのシンプリ転写を可能にする、シンプリ用ノンワイヤーバーコーターをご紹介いたします。

まず、『シンプリシステム』とは? 転写シート上に形成された顔料画像層接着層から成る二層を、被転写物へ非加熱または低温で転移して固着させる転写印刷システムです。

詳しくは、過去の紹介記事「シンプリシステムのご紹介」をご覧ください。

この顔料画像層は、レーザープリンターや、インクジェットプリンターなどのデジタル手法だけでなく、スクリーン印刷などの従来方式、あるいは手描きなどでも形成出来ます。接着層は、インクジェットプリンターを用いて、接着剤インクを画像層の上に形成します。

この、『インクジェットプリンターを用いて接着剤インクを画像層の上に形成』する部分を、手作業で可能にするのが、シンプリ用ノンワイヤーバーコーターです。


また、シンプリシステム専用のYoutubeチャンネルやTwitterアカウントもございます。
シンプリシステム専用Youtubeチャンネル開設!


では、今回ご紹介する背景として、

『専用プリンターを既に使用しているが急な故障時などになんとかならないか』
『シンプリ転写を手軽に始めてみたい』
『使用予定量としてプリンターを買うまでではない』
『メンテナンスや操作が不安』

などのお客様からの声がございました。

サンリュウでは、そのようなご要望にお応えするために、シンプリ用ノンワイヤバーコーターを使用した転写方法を考え、今回ご用意いたしました。


◆シンプリ用ノンワイヤーバーコーター

シンプリ用接着剤インクを、印刷した場合と同等レベルの品質で塗布することが可能です。

・シンプリ用ノンワイヤーバーコーター250mm(ハンドル付) ¥28.500(税抜)
・シンプリ用ノンワイヤーバーコーター  60mm(ハンドル付) ¥19,000(税抜

【特徴】
・ワイヤーを巻いていない一体成型なので、断線や緩みがありません
・目詰まりを起こしにくく、洗浄性に優れているのでお手入れが簡単です

【バーの長さ】

250mm、60mm(塗膜可能幅 バーの長さ -10~-30mm)

【基本セット商品構成】
バー×1、ハンドル×1、金具(バー設置用)×1、ねじ(予備含む)×6、専用レンチ×1

※1 シンプリ転写に必要な資材(接着塗布液、水転写紙B 他)は、別途ご購入ください
※2 塗装台(厚さ10mm前後のガラス板、またはアクリル板)を別途ご購入ください

■■■ 使用方法 ■■■
1)ハンドル、金具、バーは分解された状態でお手元に届きます。
  付属のマニュアルに従って、組み立ててください。
2)塗装台の上に、汚れ防止用の基材(印刷済み転写紙など)より大き目の捨て紙(普通
  紙など)を数枚重ねて置きます。
3)その上に基材を載せ、さらに重しを載せて基材を固定します。
  (テープで貼り付けても可)
ここからは、塗布液の指示書に従い、必要な場合は手袋を着用してください。
4)基材上部に、塗布液を注射器など用いて供給します。
  イメージとしては、基材上部に設置したバーの手前に塗布液をバーの長さ分、細い線
 を描くように供給する感じです。
 塗布液の量は、塗布したい範囲に合わせ調整してください。
5)  ハンドルの溝に手をかけて、ハンドルを引いていきます。
  塗布液の粘度により加圧が必要な場合がございます。
  シンプリ用塗布液の場合は、加圧しながら引いていきますと安定して塗装できます。

上記内容PDF資料『シンプリ用コーターのご紹介』←こちらをクリックしてください!


シンプリ転写、またはシンプリ用ノンワイヤーバーコーターにご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

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Monti Antonio社製熱転写機【導入事例】

 
これまでにもご紹介しているMonti Antonio社製の熱転写機ですが、今回はどのような企業が実際に機械を導入されているのかを、海外企業の動画をご紹介いたします。



導入した企業の自社紹介動画
https://drive.google.com/file/d/12L_NMn_4iU8APNefHYra1TmNO1xplidC/view
※短いですが、【0:53~1:06】に機械が映っています

導入されていたのは、M-91で、ドラム幅2600mmと3600mmのようです。
※同機種にドラム幅のラインアップがそれぞれあります

Monti Antonio 製品ページ
サンリュウ Moniti製品ページ


展示会などのブースで使用される展示システム(什器、フラッグやバナー等)のデザインから制作まで行う、ビジュアルプレゼンテーション用の商材を扱うポーランドの会社のようです。

色移りや色ムラなどが発生せず、昇華転写ならではの表現のために活用されています。

生地によっては遮光性の素材もあり、表裏別柄の両面印刷等も可能で、防炎生地を使用すれば、展示会・大型商用施設・イベント会場などでの使用も可能になります。

これからも機会があれば、こういった導入事例をご紹介していきたいと思います。



Monti Antonio社製品は世界各国へ多くの販売実績があります。
なぜ、Monti Antonio社製品が選ばれるのか?

Monti Antonio社は繊維の本場イタリアで創業から60年にわたり、小型~超大型までの転写機販売のトップメーカーで、廉価な海外製のシステムでは表現できない『高品質・高剛性・高強度』な安定した品質の機械の供給が実現できるためです。

そして、サンリュウにはこれまでのMonti Antonio社製品の販売実績や、豊富な経験によるメーカーとの円滑なやり取り、ご購入前の十分な事前説明、ご購入後のサポート・印刷に関するアドバイス等の体制が整っています。


Monti Antonio社製品にご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

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シンプリ円筒物転写とUV印刷との比較

前回記事では、「シンプリ円筒転写機のご紹介」を投稿しました。
W-300型
当社が開発したシンプリ円筒転写機【W-300型】で円筒容器(ex.水筒やガラス瓶など)へのシンプリ転写をご紹介しました。
また、シンプリ転写とは?シンプリシステムとは何か?等も前回記事からご理解いただけるかと思いますので、ぜひご覧ください。



今回は、シンプリ円筒物転写とUV印刷との比較を記してみようと思います。

◆シンプリ円筒物転写とUV印刷との比較
シンプリ転写は自動システム化して大量印刷も可能ですが、今回ご紹介する円筒転写機W-300型は、好きな柄、好きな絵、好きな写真などを顧客の要望に合わせて少量~中量印刷するなど、印刷対象商品のパーソナライズ用に活用できるシステムです。

パーソナライズ化に活用できる印刷システムは当社のシンプリ転写以外にも、UVフラットベッドプリンターなど、様々な物があります。

どんな場合にどのシステムを導入したらいいのでしょうか?

新規システム導入を検討する際には、システムの価格や生産性だけでなく、他にどのような仕事をしたいのか という総合的な観点も大切です。

今回は円筒物の転写について考えていきます。ガラスボトルや金属缶、水筒など、円筒物印刷は、凸版又は凹版オフセット印刷、スクリーン印刷、あるいはパッド印刷で行われてきました。旧来は同一のものを大量に印刷することが多かったかと思います。

多品種・少量化のデジタル時代の今は、UVプリンターでしょう。360度全周印刷も、高速機では一個当たりの印刷時間が1分を切るシステムも珍しくありません。

私どものシステムをお薦めするのは、この高速システムを導入したいお客様ではありません。私どもがお薦めするのは、もっと投資コストを限定したいお客様へです。

具体的には、ボトル一本の全周印刷に10~15分程度かかる200~400万円程度のUVプリンターを検討されるお客様になります。

W-300を使ったシンプリ印刷 UVフラットベッドプリンターとの比較表を添付しました。
※UV印刷に関するデータはネットなどの資料を寄せ集めたもので、参考値であって正確な数値を保証するものではありません


※『シンプリ転写とUV印刷 比較表』はクリックでポップアップし拡大してご覧になれます


シンプリでの初期投資コストは、UVシステムの1/3程度で済みます。


W-300を導入せず、手作業の場合ですと生産性がUV印刷に及ばないわけですが、W-300型転写機の採用により生産性もUV印刷に劣らなくなりました。
シンプリ転写で硬度をすぐに上げたい場合は、画像転写後の円筒物を30分程度炉に入れて乾燥硬化させることがありますが、印刷・転写作業と並行処理させられます。

また事業成功等でシステム増設をしたくなった際は、シンプリ転写の方は元々の印刷速度が十分早いため、転写機だけの増設で済みます。増設費用はUV印刷の場合の1/7程度になります。この点もUVフラットベッドプリンターよりも有利です。

さて、冒頭に記した「他にどのような仕事をしたいのか」です。シンプリ転写のシステムで、画像を形成するための白トナープリンターは、濃色生地の画像形成には欠かせません。このプリンタがあれば濃色地Tシャツへの印刷が可能です。

それに対し、UVインクのシステムでTシャツ印刷を行うのは困難です。円筒物転写に用いる接着液でなく、濃色生地用の転写紙を用いる必要はありますが、Tシャツ印刷の仕事を考慮するなら白トナープリンターは力強い味方です。

また、シンプリ印刷は転写印刷です。直接のUV印刷よりは手間がかかります。
少量ながらも、ある程度のまとまった数量が流れる印刷なら直接印刷は有利でしょう。

シンプリ転写は、より少なめな仕事に適しています。形状を選びません。
パーソナライズ化をより進めた、他社にない差別化できる印刷物を創りたいならシンプリ転写がお勧めです。


シンプリ転写や、シンプリ円筒転写機にご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。

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シンプリ円筒転写機のご紹介

シンプリ転写印刷は手作業で可能ですが、システム化も出来ます!

まず、『シンプリシステム』とは? → 転写シート上に形成された顔料画像層と接着層から成る二層を、被転写物へ非加熱または低温で転移して固着させる転写印刷システムです。

詳しくは過去の紹介記事「シンプリシステムのご紹介」をご覧ください。

また、シンプリシステム専用のYoutubeチャンネルやTwitterアカウントもございます。
シンプリシステム専用Youtubeチャンネル開設!


さて、本題に入ります。
シンプリシステムを使った三次元形状立体物用には真空転写システムがありますが、円筒容器用には、当社開発のシンプリシステム用円筒転写機が便利です。

一例として、水筒やガラス瓶への画像転写に最適な、シンプリシステム用円筒転写機 W-300型をご紹介します。


◆円筒転写機 W-300型

写真1:ガラス瓶に画像を転写中の工程

 

円筒転写機 W-300型の特徴
円筒物の360度全周転写が出来ます。
多少のテーパ―、凹凸部などがあっても画像形成可能です。
非加熱での転写が可能なので、耐熱性の無い素材への画像転写が出来ます。


シンプリ転写画像の素材への接着性・硬度に関しては、ある水筒メーカー様にご確認いただきました。
確認結果は、「オーバーコートを施さない条件で、強度基準をクリアする」というものでした。

写真1 は、ガラス瓶に画像を転写しているところです。
シンプリシステムなら、従来のラベルのような裏糊付き紙台紙は不要になります。鉛筆硬度2H以上の画像が、ガラス素材にしっかりと密着するからです。(※今回の例では画像+透明な背景での転写でしたが、もちろん白色画像背景が必要な時は、画像に白色層を出力すれば付与できます)



【W-300型 製品仕様】
・ 転写画像幅 最大 290mm
・ 円筒物外径 φ30~90mm
・ 機械サイズ 620x670x580mm
・ 電源    100V単相 20W

 

カスタム機/転写幅や外径の変更等について
W-300型システムを超える範囲の円筒物転写も対応可能です。ご相談ください。

シンプリ円筒転写機にご興味ございましたら、ぜひお問い合わせください。



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