号外2号!濃色生地Tシャツ用転写紙SB-DARKのご案内

 

濃色生地Tシャツ用転写紙SB-DARKの号外2号です!


↓ ↓ ↓ これまでのシリーズ記事を是非ご覧ください ↓ ↓ ↓

◆濃色生地Tシャツ用転写紙SB-DARK シリーズ4記事
1)19/05/31 UP:濃色生地Tシャツ用転写紙SB-DARKのご案内https://sanryunews.com/2019/05/31/sb_dark_toner_transfer/

2)19/08/08 UP:濃色地Tシャツ用転写紙SB-DARKのご案内【続編1】
https://sanryunews.com/2019/08/08/sb_dark_toner_transfer_sequel1/

3)19/09/04 UP:濃色地Tシャツ用転写紙SB-DARKのご案内【続編2】https://sanryunews.com/2019/09/04/sb_dark_toner_transfer_sequel2/

4)19/09/13 UP:号外!濃色生地Tシャツ用転写紙SB-DARKのご案内https://sanryunews.com/2019/09/13/sb_dark_extra_news/

 

きりが無いので、本稿でSB-DARKの紹介シリーズは完結とします。

今回も大変嬉しいお客様からのお知らせだったので、我慢しきれず投稿しました。
前回同様、本稿も詳細までは書かないことを条件に、お客様の許可を得て発表するものです。

 

◆年間数千着のTシャツ印刷を行う、プロ中のプロ!
お客様は、1000~2000枚のオリジナルチームTシャツ印刷を年に2~3回請けていらっしゃる会社です。三年以上前に、当社の濃色生地Tシャツ用転写紙 TC DARKにお問い合わせを頂いて以来のお付き合いです。

ただし、その時も、その後も同じですが、当社商品は不採用になっています。今回は当社特許商品のSB-DARK転写紙へのお問い合わせを頂きました。


◆今回は違った当社の対応

お客様は、当社商品を採用しませんが、お聞きすればいつも快く色々なことを教えて下さいます。驚かされることは、国内だけでなく、海外メーカーにも直接コンタクトされて、サンプルなどを求められていることです。

ですから、世界中の商品をご存じで、実際に各社の商品を取り寄せて比較テストをされ、詳細情報をお持ちでした。そのお客様からの久しぶりのお問い合わせですから、当社も真剣にお聞きしました。
「採用になるためには、何をクリアしなければならないか?」です。サンプル送付前に、それを社内確認するためです。


◆ABペーパーに求める要望

お客様から届いた回答は下記でした。

1.失敗しないでシートが簡単に作成できるシート
2.シート品質の安定(糊にばらつきがあるので)
3.ABシート作成時の秒数(40~50秒程度)、Tシャツ転写時の秒数(10秒程度)
4.堅牢度
5.トナープリンターとの相性(紙が滑るのでトナーがのりにくいため)
6.シートの単価(日本は高いように感じます。)

当社が捉えた絶対条件は1番の「失敗しないでシートが簡単作成」でした。
3~6番は自信があります。1番をクリアするため、お客様から確認用の画像を送っていただきました。そしてサイズはA3です。そして密かに設定した目標が不良率0%でした。

SB-DARK更新情報【続編2】で発表した不良率0%は、このお客様のご要望にお応えしようとした結果でした。


◆100枚のご発注をいただきました!

発表前の更新情報記事を添えて、私どもの社内テストで作成したサンプルと、ご自身での確認用ABシートをお送りすると、下記のような一報が入りました。

【ABシート作成時のお客様からのご感想】
・作成の秒数が20~30秒と早い
・ベタ面全く問題なく、素人でも糊付けが簡単(正直半信半疑でした)
・ベタ面部分の糊の硬さも許容範囲内で全く問題なし(この時点で間違いなく売れると思います)

更にこのようなお言葉も!

『結論から言うと、私が知る限りのSelf weeding paperの中で ABシート作成時、堅牢度は1番いいかもしれません。勿論、継続的に使用しないと糊のロットムラによる不良や洗濯堅牢度、プリンターの相性はわかりません。1枚しか試してないですが、貼り付けた後の糊の硬さ(風合い)や引っ張った際の糊の伸縮は素晴らしいです。』とのことです!

一枚の試作でここまで判定されるお客様のご経験の深さに驚かされますが、お世辞に終わらず、100枚のご発注を頂きました。さらに確認テストを進められることと思います。


◆お客様とともに発展して行きます

前回もそうでしたが、このお客様ともこれから末永くお付き合いいただけるのではないかと期待しています。お客様のご経験から、当社が学ぶことがたくさんあります。いろいろと教えていただこうと考えています。
そして、共に妥協せず、より良いものを追及して、互いに発展して行けたらと思います。

当社は営業力が無い分、技術開発に注力する会社です。この号外記事を読まれた方で、当社がお役に立てそうな案件がありましたら、遠慮なくご相談をお寄せください。

不十分かも知れませんが、今回のトライと同様に、真剣に取り組ませていただこうと考えています。