弊社開発フードプリンターの近況1

 

可食インク インラインプリンター、IL-168の製造作業を行っています。

インラインプリンター IL-168は、大量生産のお菓子等に印刷するために開発をしたフードプリンターです。

※IL-168の詳細情報は下記URLへ
https://www.sanryu.com/print/flatbed02.htm#IL-168

 

2019年7月9日(火)~12日(金)に開催される『FOOMA JAPAN 2019 国際食品工業展』に向け、川口工場でIL-168をオーバーフォール中です。

※FOOMA JAPAN 2019の詳細情報は下記URLへ
http://www.foomajapan.jp/

 

今回は、プリント状況が見やすく確認しやすいようにカバーを変更しました。

お客様からの貴重なご意見・ご要望を活かし、改良を重ねています。

ご興味ある方は、FOOMA展にて詳しくご説明いたしますので、事前にご連絡ください。

 

SHOCKLINE社製 エア駆動熱プレス機のご紹介

戦略的 超低価格設定 41万8千円(税込)! ! !
SHOCKLINE社 エア駆動熱プレス機
MA AIRMOD P1型(プラテンサイズ 350mm×450mm)

1.低価格なエア駆動熱プレス機のご紹介

弊社では、これまでお客様のニーズに応えるべく、様々な小型熱プレス機(A3サイズ用)を取り扱ってまいりました。
Tシャツへの画像転写に利用されるお客様には、少量印刷から大量印刷まで、様々なお客様がいらっしゃいます。

少量印刷には手動式熱プレス機で十分なのですが、大量印刷を業務とされるお客様で、特に女性が作業を担当される場合には問題になることがあります。過去には、「腱鞘炎になりそう」という悲鳴を聞いたこともあります。
対策は、エア駆動型熱プレス機の導入です。
加圧作業は、腕の力を使わずボタン一つです。長時間作業も問題になりません。
問題は機械の価格でした。今回のご紹介商品は、先進国の品質を持ちながらも、超低価格設定をしたエア駆動熱プレス機です。

2.20年以上の製造実績・イタリアのSHOCKLINE社

海外製品には、安いけれども精度が低い、部品がすぐ入らない、故障時のフォローが迅速には受け難い、などの負のイメージをお持ちのお客様がいらっしゃると思います。
そのようなイメージ通りの製品があることは否定できません。
弊社の現在のラインアップは、このようなことに注意を払いながら、お客様のご評価と独自の情報収集力をもとに、安心してお使いいただけると判断し、厳選したものからなっています。
ただし、正直、安心できる先進国のエア駆動機は購入をためらうほど高価でした。普及しているのは圧倒的に手動機の方です。

SHOCKLINE社は、小型熱プレス機を20年以上製造し続けるイタリアの会社です。
そのエア駆動機『MA AIRMOD P1型』の弊社の仕入れ値は決して安くありませんが、利益を圧縮して戦略的超低価格設定をしました。女性を労苦から解放しようという弊社の挑戦です。

3.価格と作業性

これまでの当社取り扱いの先進国機種は、通常価格で50万円以上、特価でも販価45万円程度でのご提供が限界でした。米国メーカー機種の米国販社の特価でも最低で40万円レベルのようです。
MA AIRMOD P1型の設定特価は41万8千円(税込)にしました。

現場では、作業性や操作性が重視されていると思います。
手動機の圧力調整は作業者が経験による感性を用いて、何度も確認をとりながら行います。
エア駆動機なら、圧力を目盛り設定してプレスするだけです。
プラテンの持ち上げも、タイマー設定を行えば自動上昇させられます。
使用する転写紙ごとに異なる転写条件の再現が容易にできるので、リピートオーダーにも対応しやすくなります。
このように、作業改善が図れれば、コスト削減から収益増につながり、有益な設備投資となるはずです。さらには、女性の職場定着率向上にもお役立て頂けるものと確信しています。

熱プレス機ご検討の際には、ぜひ弊社からお勧めしたい1台です。

◆SHOCKLINE社 熱プレス機:MA AIRMOD P1 仕様詳細◆

【プラテンサイズ】
・平面プラテン:350mm×450mm
・機械操作:プラテン上下開閉はエア駆動、その後の水平移動は手動

【駆動方式】
・エア駆動

【その他】
・機械サイズ(mm):W600×D700×H670
・重量:75kg
・AC220V / 1800W 8.2A
・設定方式:デジタル表示(時間、温度、カウンター)
・設定温度:最高200℃

【価格】
特別設定価格 41万8千円(税込)

4.その他の機種

SHOCKLINE社は、エア駆動熱プレス機『MA AIRMOD P1型』の他に、もちろん手動機も製造しています。
また、手動機、エア駆動機の両方とも2台のテーブルを持ったダブルベッド式があります。
隣のテーブルで転写中に、開いているもう一方のテーブルにTシャツをセットできるので、高速印刷作業向けには威力を発揮します。

◆SHOCKLINE社・熱プレス機種類
・手動機 MA PREGI 35N1
・手動機 MA PREGI 35N2(ダブルベッド式)
・エア駆動機 MA AIRMOD P1型
・エア駆動機 MA AIRMOD P2(ダブルベッド式)

これら機種の価格はお問い合わせください。

濃色生地Tシャツ用転写紙SB-DARKのご案内

伸びる、精密、安い!

濃色生地Tシャツ用転写紙『SB-DARK(特許申請中)』のご紹介!

 

セルフウィーディング型転写紙です

インターネット検索で「Self-Weeding Transfer Paper」とかの英単語を入れると、濃色生地Tシャツへのトナー画像転写動画が沢山出てきます。画像の無い余白部に薄いフィルム層が付着すると生地の風合いが変わるので、トナー画像転写でもスクリーン印刷のように画像部だけ生地に付着させることが望まれてきました。セルフウィーディング型転写紙は、カッティング機を使用せず、余白部の糊層が除去される新しいトナー転写紙です。

濃色生地用セルフウィーディング型転写紙の多くは、トナー画像を形成する受像紙(Aシート)と、白糊層を形成した糊層転写紙(Bシート)の二種の転写紙から構成されます。AB両シートを向き合わせて熱圧着させてからBシートを引き剥がすことで、Aシート画像側に糊層を一旦転移させ、さらにそのAシートを生地に熱プレス転写させて転写を完了するツーステップ転写紙です。

↑ ワンステップ目の転写工程

多くの商品紹介動画は販売目的の説明ですから、簡単な手順で問題無く転写が終わる印象を与えるよう編集されています。けれども、結果として得られる実際の印刷物と、問題無く転写まで終える作業難易度は動画では分かりません。本稿では、皆様の商品選択を間違いないものにするため、素材や作業性について、これまでの当社の経験からの解説をしてみたいと思います。

なお、光走査法にレーザー方式と LED方式があるので、プリンタ名称はレーザープリンタでなく、トナープリンタと統一しました。又、この解説記事では、白地をカッティングによって得る従来の転写フィルムは除外しています。セルフウィーディングという、カッティング工程無しに白糊層の付いた画像部のみが転写される転写紙に限定して解説して行きます。

 

◆Bシート白糊層の役割

濃色生地Tシャツに転写する画像の下地白色には、生地の色に負けない高い隠ぺい性が求められます。

白色層は、今期から当社が発売元となったOKIデータの白トナー搭載プリンタ・型式 Pro8432WT(CMY+Wの4色機)などで作成できますが、トナーだけでは脆く割れやすく、生地の伸縮に追随できません。生地への密着力も不十分です。柔軟性ある糊層の補強が必要です。この糊を画像に付与するのがBシートです。

↑ OKI Pro8432WT トナープリンタ

ここで最初のご注意です。メーカーに拠っては糊層に柔軟性があまり無いため、転写された画像が割れやすい転写紙があります。他社商品をお使いで、洗濯後の画像割れでお困りの場合はご相談ください。

 

◆セルフウィーディングを可能にする素材構成

さて、刃物を用いての余白部カッティングを行なわないので、AB両シートを合わせての糊転写では、画像層に載った部分だけ糊層がちぎり取られなければなりません。ちぎり取られてBシートからAシートの画像側に転移するよう、Bシートのベースシート表面には剥離層が形成されているのが通常です。ただし、画像の無い部分の糊層は、ベースシートに残さなければいけません。剥離層の上なのに剥離して欲しくないという矛盾する要望に対応しなければなりません。矛盾する要望を可能にする素材は、どのようになっているのでしょうか?

↑ Bシートの素材構成フィルム

先ず、フィルム(糊層=ウレタンなどの熱可塑性樹脂から成る接着層)が自由な形でちぎれる条件です。高温にして軟化させれば良いのです。ただし、軟化したフィルムが画像以外の部分(余白部)に付着しない条件も要ります。表面を石ころの層で覆えば、物に付着し難くなります。石ころに酸化チタンなどを選べば、白色が補強されるので好都合です。Bシートの素材構成は、ベースシート/剥離層/接着層/白色層の四層になります。

では、画像部にはどうして付着するのでしょうか?

この答えも簡単です。トナーが、ホットメルト接着剤だからです。ホットメルト接着剤は必要な温度まで下がってくれば、相手側が石ころでも固着します。AB両シートを合わせて熱プレスした後、冷ませば、画像は白糊層と固着する訳です。ここで、意地悪な質問です。「高温で軟化していた白糊層が冷えたら、ちぎれにくくなるのではなかったですか?」、さらには、「トナー画像も最終工程では生地に転写されるのですから剥離層に載っているはず。画像がBシートに逆移行しないのですか?」

 

◆白糊層の転写紙

↑ トナー画像、接着層の粘度変化

答えの前に添付グラフを見てください。画像を構成するトナーと、Bシートの接着層の温度・粘度特性を表しています。熱プレスで両者が軟化した後、プラテンを開放して放置すれば、トナーと接着層の両方とも冷却して粘度が上昇して行きます。図のように、トナーの粘度上昇カーブがより急傾斜なため、接着層よりもトナー画像層粘度が早く上昇して接着性を発現します。糊層に固着すると同時に、下地の剥離層との密着性も高まります。トナー画像のBシート側への逆転写は起こり難くなります。

ただし、温度が下がり過ぎれば、粘度が上昇した糊層の切れが悪くなり、糊層の剥離層への密着性も高まるので、悪い結果が出ます。温度によっては、画像のBシート側への逆移行も起こり易くなります。ワンステップ目の転写工程は、このように限られた温度範囲内で行わなければならない難しい作業なのです。転写の適正温度範囲を外れれば、シャープに切れた白糊層の移行は行なわれません。

業界各社の商品説明で、「A3は難しいので、A4サイズ転写紙で経験を積んでから行うよう」薦めているのは、サイズが大きいほどワンステップ目の転写での剥離作業時間がかかり、転写の適性範囲を外れ易くなることが理由です。

 

◆サンリュウの特許申請手法

当社が特許申請した濃色生地用セルフウィーディング型転写紙「SB-DARK転写紙」は、ワンステップ目の転写工程の難しさを考慮して、素材の構成を変え、適性転写作業温度範囲をより広くしようと試みたものです。合わせて、精密な画像を転写できるよう、接着層のちぎれやすさを高めようともしたものです。その優れた結果が、私どもに特許申請を決意させました。ですから本稿での二つ目のご注意は、「濃色生地用セルフウィーディング型転写紙で小さな点などが転写出来ない。精密画像は駄目」とあきらめないで下さいということです。5月現在でまだ未公開特許なので、詳細説明は控えさせていただきますが、ご使用を開始されたお客様からは、「今まで諦めていた細かな線や点が転写できる。画像表現範囲が広がった」と、大変喜んでいただいています。

↓ ↓ ↓ 画像を拡大して違いをお確かめください ↓ ↓ ↓

↑ 転写画像の精密性比較 SB-DARK転写紙(左) , 従来の転写紙(右)

添付写真はご参考です。左側がSB-DARK転写紙、右側は従来の転写紙を用いての画像再現精度です。子供の周囲に散らばる無数の小さな点の数が違います。圧倒的にSB-DARK転写紙の再現性が優れるのがお分かり頂けると思います。

価格をご心配ですか?価格は、業界で一番の低価格設定になっていると思います。それを可能にする素材を選びました。洗濯堅牢度試験のA-2法結果は、5級が最大のところの4-5級でした。十分な強度と思います。

 

品質確認のための生地転写サンプル、生地へご自身で転写されるための糊層転移済みのAシートのご希望、あるいは当社市場開発部隊の出向実演などのご希望があればご連絡ください。

 

★追記関連情報★
2019/08/08:「濃色地Tシャツ用転写紙SB DARKのご案内【続編1】」をUPしました!
https://sanryunews.com/2019/08/08/sb_dark_toner_transfer_sequel1/

2019/09/04:「濃色生地Tシャツ用転写紙SB DARKのご案内【続編2】」をUPしました!
https://sanryunews.com/2019/09/04/sb_dark_toner_transfer_sequel2/

 

(株)サンリュウ 市場開発部一同【中西、今尾、熊谷】

TEL: 048-446-6786

 

 

市場開発部を三名体制に強化しました

営業技術職2名を採用して、当社の市場開発部を4月から三名体制に強化しました。

「市場開発部って、なにそれ?」と、訝しがる方もいらっしゃるかも知れないのでご説明させて下さい。

営業が苦手な当社は、代わりに、高い技術力、商品力、情報力を持つことに注力して来ました。多くの取得特許や、保有する競争力ある商権はその結果です。これまでは営業に出なくても何とかやってこれましたが、お客様に当社を見つけていただくというのは甘えでした。今は、当社開発技術や、世界一の商権をお客様にお伝えすることも大きな役割と考えを新たにしています。

当社の市場開発部は、広報という営業の一部の役割を担います。しかし、一般的な営業部と違い、技術や商品をお客様に販売することを目標としません。目標は、当社技術や商品を市場の要望に合うように活用されるお客様のご支援です。お客様と共に商売を創造することが目標です。ですから、当社技術・商品を個々のご要望に合うよう修正、適合化させる作業を進んでお請けします。

今までは一名体制だったので、情報発信にも訪問支援にも限度がありました。三名体制に強化したこれからは、訪問依頼も積極的に受けようと思います。

新体制での最初の取り組みを、※self weedingタイプ(カット不要)特許申請中の転写紙、SB DARK(濃色地用) とマジックトリム(淡色地用)両転写紙の普及と設定しました。詳細は別途資料をご用意しますが、長所は、繊細な転写が可能、作業が容易、圧倒的な価格競争力です。

まずは関東圏内優先ですが、訪問指導もお請けしようと考えています。ご興味のある方はご連絡ください。

※self weedingタイプ=余白部のカッティング除去無しに、トナー画像部のみ生地に転写されるタイプ。

 

マルチパス方式とシングルパス方式の違いについて

一般的なインクジェットプリンタはマルチパス方式(またはシリアルヘッド方式とも言う)で、プリントヘッドが往復しインクを滴下します。この往復をPass(パス)と呼び、2 Passなら、プリントヘッドが往復し2回重ね印刷を行なって品質を上げていきます。重ね印刷を行なうので、高濃度・高品質の印刷品質が得られ、主に写真画像など高品質な印刷に適しています。

マルチパス方式(シリアルヘッド方式)

シングルパス方式(ラインヘッド方式)

シングルパス方式(またはラインヘッド方式とも言う)は、プリントヘッドを固定して搬送装置が移動し1 Pass印刷を行ないます。搬送装置の速度は 「50m/分 以上」の高速で印刷することができます。
印刷処理能力が高く、ラベルの様な大量印刷に適しています。
1つのノズルが詰まると、印刷結果で顕著に現れます。安定した印刷品質を得るために、プリントヘッドとインクのマッチングや乾燥適正、インク吐出周波数の調整など高いハードルがあります。

EPSONさんやCanonさんなど大手プリンターメーカー各社では、ラベル用途の小型モデルでシングルパス方式が採用され始めています。MS社やDUST社などの産業用プリンターメーカーの多くでも、生産機という位置づけのシングルパスプリンターがラインナップされています。Memjet社では廉価で222mm幅の広幅プリントヘッドが発売されています。インクジェット分野は速いスピードで進化をしていて、さらに印刷能力のアップとコストダウンが同時進行しています。

既存技術であるオフセット印刷やシルクスクリーン印刷に取って代わるシングルパス方式が主流になる時代が確実に近づいています。

最後に、弊社の可食プリンタは、マルチパスプリントとシングルパスプリントの両装置をラインナップしています。

フードプリンタNF4450-E3(マルチパス方式)

マルチパス方式(シリアルヘッド方式)

フードプリンタIL-168(シングルパス方式)

シングルパス方式(ラインヘッド方式)

『HANAE-PX-H』値下げ

昇華インク『HANAE-PX-H』値下げのお知らせ

「え?値下げされていたの?」

請求額が誤っているのではないかとのお客様からの丁寧なお問い合わせをいただき、2019年2月1日からHANAE-PX-Hインク価格を下げたことをご説明した時に頂いたお客様の言葉です。価格表を付けて皆様にご案内を差し上げていたのですが、十分ではなかったようです。HPへの掲載も無かったので、今回掲載させていただきました。

転写紙などが値上げされる中、今何故 HANAE-PX-Hインク値下げなのかの説明をさせて頂きます。このインクは途中の改良を含めると、7年以上にわたった販売を続けています。ノズル詰りの少なく安定している、他社よりも黒色がしっかりした発色で画像にメリハリが出る、などのご好評を頂き、当社のベストセラーインクになっています。

値下げは、このインクをお使いの複数のお客様の業績が拡大してご購入量が増えていること、メーカーとの交渉の結果、当社仕入れ値を下げさせることが出来た結果です。この仕入れ価格下げ効果を、当社が本格的に享受できる時期には、さらに一段の販価の下げを行う検討も進めています。

現在他社インクをご使用中で、コストダウンや品質向上を計るため、「サンプルインクを試してみたい」というお客様は、ぜひご一報ください。ご使用中のインク名称と比較データを頂ければ、当社で比較サンプルを作製できる場合もあります。お問い合わせ下さい。

いつも弊社商品をご愛顧いただいている皆様に、昇華インク『HANAE-PX-H』の販売価格を値下げいたしましたことをお知らせいたします。

 

おかげさまで同商品の取扱量が増え、メーカーとの交渉の結果、仕入れ価格を下げることができました。また、同時に仕入れ管理コストも軽減することができました。
これに伴い、会社設立以来の方針のもと、お客様へ還元させていただきます。

現在、さらなる値下げ交渉を継続中です。結果が出ましたらお知らせいたします。

社員募集:営業職

社員募集: 営業職

募集人員 正社員 1名
募集期間 2024. 6/15まで
年齢 30~65才
仕事内容 (1) インクジェットプリンタ関連の資機材販売。
(2) 昇華転写印刷用アルミ板などの看板資材と印刷システムの販売
(3) 印刷済み建装材、パネルなどの販売
(4) 印刷加工請負業としての加工、及び印刷物営業
(5) 建材用静電塗料の販売など

※商品の広報から、販売網の構築まで体験することで、事業創造能力を習得できます

能力要件 役立つ経験(建築関連商品の営業経験)
人材像 過去に習得育成してきた経験を活かして、自主的に販売戦略を策定できる方。給与をもらうのでなく、自ら稼いで成果の応分を取る方。
当社で働く

メリット

1)営業力、マーケティング力、企画開発力が活かせる
2)仕事範囲の制限は無く、高い自由度で自らを試せる
3)能力と興味次第で、海外市場への挑戦もあり得る
4)女性の仕事範囲も限定しない
5)個人のワークスタイルも尊重
採用ポイント 当社は蓄積が乏しく体力のない弱小企業です。会社からの先行投資(保障)を多く望まず、自分もリスクを背負って挑む意思があるかどうか。安全でなく、挑戦機会に価値を見出せるかどうか。
勤務時間 相談に応じます (就業規則は 9:00~18:00/お昼休み1時間、
休日 年間総休日数125日(2018年度の有給休暇を除いた休日実数)、週休2日制(土・日・祭日休み)、 年末・正月休暇5日、夏休み5日  試用期間あり 3か月
報酬 賃金 20万円~35万円 / 月 + 賞与制(2024年度3月期 実績5か月)歩合制など相談可
※昇給実績(2024年度4月実績 5%UP)
社保・交通費 各種社会保険完備、交通費全額支給(正社員)
退職金 勤労者退職金共済機構に積み立て(自己都合退職でも受取額は減額されません)
予定勤務地 〒334-0073 埼玉県川口市赤井1-10-7。南北線直通の埼玉高速鉄道・鳩ヶ谷駅から徒歩14分。東京や埼玉からの通勤に便利な立地です。
応募方法 メール又は郵便にて、1. 履歴書(写真貼付)及び 2. 職務経歴書、3. 応募理由(形式自由、各1~2ページにまとめる)を下記にご送付下さい。
新卒の場合は、職務経歴書の代わりに成績証明書と卒業見込証明書を添付してください。
応募先: 〒334-0073 埼玉県川口市赤井1丁目10ー7 まずE-mailで連絡ください。
問い合わせ TEL: 048-446-6786  問合せメールを作成

過去の求人例 (当社の求人姿勢や採用までの手順等なども記載)

(株)サンリュウ社内の新型コロナ対策等について

も参考にしてください。

Coldenhove社昇華転写紙のご紹介(続)

■転写紙メーカー名公表後

前回紹介(昇華転写への軌跡)したおかげと思います。転写紙問い合わせでメーカー名の「Coldenhove」や「コールデンホフ」という検索用語で当社HPに来訪されるお客様が増えているようです。これらのお客様の多くが、当社が日本で未発売の転写紙についてもメーカーの型番を指定してのご質問やサンプル送付依頼を下さいます。皆様がインターネット検索を駆使して情報収集に熱心なことを感じると同時に、Coldenhove転写紙の日本販売代理店として、メーカーの商品を正確に幅広くご紹介しなければいけないということを痛感させられています。

■Coldenhove社 日本市場担当・Gijsbert Harmsenさん
Harmsen(ハームセン)さんが、私どもをフォローしてくれる営業責任者です。年に何回かは来日して、情報交換をさせてもらっています。遠方であっても、ある程度の使用量を期待できるお客様には、出張して一緒にご訪問させていただいたこともあります。私どもからだけでなく、メーカーの方針や最新市場動向などをHarmsenさんから直接聞きたいというお客様はご一報ください。来日時期とお客様の都合が合えばご訪問予定を取らせていただきます。

https://www.coldenhove.com/contact/our-sales-team.html

↑Coldenhove社セールスチーム/Harmsenさん写真も掲載されてます。

 

■転写紙型番の数字の若干の違いについて
当社の商品名「薄手 Light」としている商品は、メーカー品番では Jetcol HTR1000です。メーカーホームページには、Jetcol HTR1100という型番も載っており、混乱するかも知れません。仕様説明内容を読むと、重量が 66gと64gと違いはあるものの、他の内容は全く同一です。ですから、違う商品が用意された訳ではないのです。メーカーが一部設備を更新して製造した結果、工程の関係からこのような差が出ているもので、異なる品質の商品作りを目指したものではありません。転写画像品質も変わらないので、皆様は同一商品と解釈して結構と思います。

■ジャンボロールの取り扱いを開始します
前回紹介したように、高速プリンタの普及に伴い、転写紙の販売が急速に伸びています。プリンタに搭載される転写紙ロールは長尺化して、千m台の長さのミニ・ジャンボロールから、1万mを超えるジャンボロールが用意されています。その代表的商品が Jetcol Industrial Xtremeです。幅は、1620mm~3200mmです。当社もこの取り扱いを開始します。ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

 

■付随技術
ジャンボロールは、長尺化に伴いロール直径が大きくなり重量も増します。これを押さえるのには紙厚を薄くすることが効果的です。薄くなった紙でもインク中の水分でコックリング(波うち)が起こらないようにするために、濃度の高い昇華インクが求められます。濃度の高い昇華インクは、ヘッドが詰まり易い傾向があります。当社はこのための詰まり難い高濃度昇華転写インクもご用意しました。このインクは一般的な1.6m幅程度のプリンタにも搭載できます。日頃、印刷中に、「ヘッドが転写紙に当たってしまう」とお困りの方は、ぜひこの高濃度インクをお試しください。

 

『転写用楽枠ライト』のご案内第二弾です!

小型熱プレス機用Tシャツ拡張フレーム『転写用楽枠ライト』を前回発表 しました。Tシャツに、転写用楽枠ライトを装着して転写機へ→ 装着したまま熱プレス→ 装着したまま取り出しで、作業効率UP!

Tシャツ拡張用のフレームで、転写作業時の効率アップ、火傷避けに効果等を期待できるものです。

 

「特に、熱プラテンを上下旋回開閉する「あおり式とかヒンジ式と呼ばれる転写機の場合は、上下空間が狭いので効用大とお伝えしました。今回は実際の使用方法についてです。

あおり式転写機のプラテンは上昇させると手前側は大きく開きますが、奥の方は非常に狭いスペースしかありません。ここに手を差し込んでのシャツ拡張作業は注意を要します。プラテンに触れて、火傷し易いのです。

写真1 Tシャツを楽に転写機にセット、そのまま熱プレス可能

写真1のTシャツは、転写用楽枠ライトを通して広げられた状態で、転写機に立てかけられています。転写用楽枠ライトを使えば、このようにシャツをぴんと張った状態に維持させることが出来ます。ですから、狭いスペースであっても、手を奥に差し込む必要は無く、安全にセット作業が出来ます。転写機にセット後に、そのまま(Tシャツに転写用楽枠ライトをセットしたまま)で熱プレスを行います。転写後の取り出しももちろん簡単です(写真2)。

写真2 熱プレス後、転写用楽枠ライトごとTシャツを楽に取り外し

 

ここで使用方法についてのアドバイスです。

写真3 Tシャツと転写用楽枠ライト

転写機の奥中央に支柱があって、奥行き方向スペースが十分ある場合:

写真3の転写用楽枠ライトとTシャツは、転写機の奥中央に支柱があって、奥行き方向スペースが十分ある場合の上下です。

写真4 支柱が奥にある転写機なら左右の中心出しが容易

この上下位置でTシャツと共に転写用楽枠ライトの中央上部のフレーム凹みを転写機支柱に押し当てれば、簡単に左右の中心が出せます。

支柱が奥にある転写機なら、Tシャツに、転写用楽枠ライトを装着して転写機へ(容易に左右の中心出し)→ 装着したまま熱プレス→ 装着したまま取り出しで、作業効率UP!

 

転写機の奥行き方向スペースが十分にない場合:

それに対し、あおり式転写機では、中央上部のフレーム凹み部を差し込むだけのスペースが無い機種が多くあります。この場合は、フレーム上下を逆転させて使用します(写真1、写真2参照)。スペースが狭い機種でも、転写用楽枠ライトの使用が可能になります。

写真5 奥行方向が十分ではない転写機の場合は上下を逆に

 

お使いの転写機寸法が特殊で、上記使用方法でも転写用楽枠ライトを利用できない場合はご相談ください。特別仕様の転写用楽枠ライトも検討させていただきます。

 

★同業者様へのご注意
転写用楽枠ライトは、その使用法などに関する特許申請をしています。同様商品を発売される場合はご注意ください。なお、申請間もないので、特許は未だ公開されていません。

 

※2018.8月に小型熱プレス機用Tシャツ拡張フレームの商品名称を変更しました: 楽枠ライト → 転写用楽枠ライト

 

「売らないシステム」のご紹介

今回は「売らないシステム」のご紹介です

写真のシステムが何か分かりますか?

写っているプリントヘッドは固定型ラインヘッドです。そうです。これは当社が開発して、国内だけでなく米国輸出も開始した可食インクを搭載したフードプリンターです。

フードプリンターは販売商品ですが、ご紹介する搬送システムは販売品ではありません。水平方向に細長くガイドが伸びているものが搬送システムです。これが、今回ご紹介する売らないシステムです。

では、何のためのご紹介でしょうか?皆様にとってのメリットは何になるのでしょうか?このような疑問を持たれるのは当然です。答えはこのようになります。

前回は、当社技術者による Monti Antonio社 M-76型転写機の出荷前確認作業やMonti Antonio社との歩み をご紹介しました。問題の無い確かなものをお客様にお届けしようとする当社、株式会社サンリュウの姿勢をお伝えするためでした。今回の搬送システムは、分速30m以上の高速プリントが安定して持続できるのかを実証するための社内テスト目的で開発したものです。

今回も前回と同じく、当社の顧客本位の姿勢をお伝えしようとご紹介する記事です。

 海外へフードプリンターを販売する時には、各地域ごとに使用できる、承認された色素が異なります。当社の日本製インクは海外では販売できません。米国輸出時には、米国で承認された色素でインクを用意しなければなりません。インクメーカーとの共同開発になります。搭載するヘッドに合わせた吐出用波形を用意して、インク粘度も調整します。試作した新しいインクは、印刷適性をチェックしなければなりません。
今回ご案内している搬送システムを活用して長時間の連続印刷を行い、インクの安定性を確認するのは当社の役割です。

 このように書き始めていたのですが、海外代理店に当社の様子を伝えた所、自分たちのデモ機でも同じような確認テストを出来るようにしたいと引き合いが入りました。この記事が載った頃には、海外への販売が決まっているかも知れません。「売らないシステム」は、「売ることもあるシステム」に訂正が必要になるのでしょうか。